こんにちは、RYOです。
僕は現在、英語コーチング事業を中心にオンラインで仕事をしながら、海外を拠点にノマド生活をしています。
そして事業で得たお金の一部を、
- ビットコイン
- イーサリアム
- 株式
- ETF
などに回しながら、少しずつ資産形成をしています。
そんな中、最近ふと思ったことがあります。
「銀行からお金を借りて、そのお金を投資に回すのってどうなんだろう?」
ということです。
借金というと、なんとなくネガティブなイメージがあります。
でも一方で、不動産投資などでは銀行からお金を借りるのは当たり前です。
会社経営でも、融資を受けて事業を大きくするのは珍しくありません。
だったら、
「信用力を使って金融資産を増やす」という考え方もあるのでは?
と思ったわけです。
ただ、いろいろ考えてみると、そんな単純な話ではありませんでした。
今回は、僕自身の状況をもとに、「借入×投資」について考えたことをできるだけわかりやすくまとめます。
そもそも僕の状況
まず前提として、僕の場合はこんな感じです。
- 2019年からオンライン事業を運営
- 年間売上はおよそ1,000万円前後
- 生活防衛費は350万円前後
- 株やBTCなどの金融資産も保有
- 大きな設備投資が必要ないオンライン事業
つまり、
「生活費がなくて借りたい」という状況ではありません。
どちらかというと、
現金を全部投資に入れるのではなく、銀行から借りられるお金をうまく使えないか?
という発想でした。
現金350万円あったら、いくら借りられる?
最初に気になったのがこれです。
銀行口座に350万円ぐらいあって、事業売上が年間1,000万円前後なら、
「いったいいくら借りられるんだろう?」
と。
ただし、銀行は単純に、
「350万円持っていますね。じゃあ500万円貸します」
とは判断しません。
見られるのは、
- 年収・所得
- 事業の利益
- 事業年数
- 他社からの借入
- 信用情報
- 返済実績
- 毎月のキャッシュフロー
などです。
特に個人事業主の場合、
売上1,000万円=年収1,000万円ではありません。
経費を引いたあとの所得も重要になります。
そのため「いくら借りられるか」は人によってかなり違います。
僕ぐらいの規模なら、アプリ型の個人向けローンで最初から数百万円という可能性もありますが、これはあくまで審査次第です。
一度ローンの審査に通れば、毎回審査されるわけではない
これも最初はよく分かっていませんでした。
カードローンやアプリローンの場合、
例えば、
利用限度額200万円
という枠が設定されたとします。
すると、その範囲内なら、
30万円借りる
↓
返す
↓
また50万円借りる
といった使い方ができます。
つまり、基本的には借りるたびに毎回ゼロから審査するわけではありません。
ただし、増額するときや、金融機関から収入証明書の再提出を求められた場合などは別です。
なお、消費者金融など貸金業者から個人で借りる場合、1社から50万円を超える借入れ、または他社分と合わせて100万円を超える借入れでは、原則として年収証明書類が必要になります。銀行からの借入れは、この貸金業法上の総量規制とは別の扱いです。
つまり、
「一度枠を作っておいて、必要なときだけ使う」
ということもできるわけです。
ここは結構便利だなと思いました。
でも問題は「金利」
ここからが重要です。
借りたお金で投資する場合、
投資で儲かるかだけを考えてはいけません。
必ず、
投資リターン − 借入金利
で考える必要があります。
例えば、かなり単純化して、
100万円を年利10%で借りたとします。
1年間借りれば、ざっくり10万円程度の金利負担になります。
100万円を投資して110万円になったとしても、
投資利益10万円 − 利息10万円 ≒ ほぼ利益なし
です。
もちろん実際には返済方法などで利息額は変わりますが、考え方としてはこれです。
S&P500ですら、借金して買うと簡単ではない
ここで僕が一番引っかかったのがS&P500です。
S&P500は長期では非常に優秀な投資先として知られています。
でも、
毎年確実に10%増えるわけではありません。
上がる年もあれば、当然下がる年もあります。
仮に長期平均で年10%前後のリターンを期待したとしても、
借入金利が8%、10%、12%となれば、
利益のかなりの部分が金利で消えてしまいます。
しかも株価が下がっても、
銀行への返済は待ってくれません。
ここが自己資金投資との大きな違いです。
じゃあビットコインならどうなの?
そこで次に考えたのがBTCです。
ビットコインの場合、強気相場では、
- 50%上昇
- 100%上昇
- 数年間で数倍
ということも過去にはありました。
仮に年利10%で借りて、BTCが100%上がれば、
理屈上はかなり利益が残ります。
だから、
「BTCなら借入投資もアリなのでは?」
と思いたくなるんですよね。
僕もそこを考えました。
でも、もちろん逆もあります。
100万円借りてBTCを買った翌月に、
100万円 → 60万円
になる可能性も普通にあります。
しかし銀行から見れば、
「BTCが下がったので返済40万円減らしておきますね」
とはなりません(笑)。
当然100万円は返さないといけません。
借入投資の本当の怖さは「暴落」だけじゃない
ここで結構大事だと思ったのが、
借金がある状態で暴落すると、投資判断そのものが変わってしまう
ということです。
自己資金なら、
「5年持っておこう」
と思えるかもしれません。
でも借金だったら、
「さらに下がったらどうしよう」
「毎月利息が発生している」
「いつ返そう」
という気持ちが入ってきます。
すると、本当は長期保有したかったのに、
一番安いところで怖くなって売ってしまう
ということもあり得ます。
投資では数字だけではなく、メンタルもかなり重要です。
そして、もう一つ疑問が出てきた
ここで僕は思いました。
そもそも、銀行から借りたお金って投資に使っていいの?
これ、かなり重要ですよね。
結論としては、
ローンの商品によります。
「個人ローンだから何に使ってもいい」
「フリーローンだから必ず投資OK」
とは一概に言えません。
金融機関ごとに資金使途や禁止事項が違うからです。
なので投資目的で使う場合は、申し込むローンの商品説明や契約条件を必ず確認したほうがいいです。
個人ローンと事業融資はまったく違う
僕の場合、
- 個人口座
- ビジネス口座
の両方があります。
ここで重要なのが、
事業融資を金融投資へ回すのは別問題
ということ。
僕の事業は英語コーチングです。
例えば事業資金として借りるなら、
- 広告
- Webサイト
- AIツール
- 人件費
- 教材開発
- システム
- 運転資金
などなら自然です。
日本政策金融公庫でも、融資対象は「事業に必要な運転資金・設備資金」とされています。
それなのに、
「英語コーチング事業の運転資金として300万円借りました」
と言って、
300万円全部BTCへ送金。
これはさすがに話が違います。
資金使途が決められている事業融資なら、約束された用途で使うべきです。
投資するなら個人側のローン?
そう考えると、金融投資に使うなら少なくとも、
事業融資より個人向けローンのほうが検討対象として自然
です。
ただし、ここでも重要なのは、
「個人ローン=投資OK」ではない
ということ。
商品によって、
- 資金使途自由
- 事業性資金不可
- 一部用途不可
など条件があります。
特に投資や投機目的をどう扱うかは金融機関によって違うため、
借りる前に規約を確認する。
これが一番シンプルです。
「じゃあ事業に100万円使えばいいじゃん」とも思った
ここまで考えると、
「だったら借りた100万円を事業に投資すれば?」
となります。
もちろん、それも一つの選択肢です。
僕自身これまで、
- SEO
- Webサイト
- 教材
- システム
- AI
- サービス改善
などにかなり時間とお金を使ってきました。
ただ最近は、
「追加で100万円使っても、それほど事業は変わらないかも」
とも感じています。
事業には「お金を入れれば伸びる時期」と「そうでもない時期」がある
起業直後なら100万円はものすごく大きいです。
例えば、
広告
↓
問い合わせ増加
↓
売上増加
という流れを作れるかもしれません。
でも、ある程度、
- 商品が完成
- Webサイト完成
- 集客導線あり
- コンテンツあり
- 仕組み化済み
となってくると、
100万円追加したから売上が200万円増える、とは限りません。
僕の英語コーチング事業は、
店舗を増やしたり、大量の商品在庫を仕入れたりするビジネスではありません。
だから最近は、
事業への追加資金の効果が以前より小さくなってきた
と感じています。
だから「事業で稼いで、金融資産を増やす」に興味が移ってきた
これは最近、自分の中でかなり大きな変化です。
以前は、
稼いだお金 → 事業へ再投資
という感覚が強かったです。
でも今は、
事業でキャッシュフローを作る
↓
余ったお金を金融資産へ
↓
金融資産そのものを育てる
という方向へ徐々にシフトしています。
事業を永遠に大きくすることだけが正解ではないと思うんですよね。
それでも「借金して投資」は簡単ではない
ここまで考えた結果、今の僕の結論は、
借入投資は、思っていたより難しい
です。
理由は単純です。
① 金利がある
投資で10%増えても、ローン金利が10%ならほとんど意味がありません。
② 下落しても借金は減らない
BTCが50%下がっても、借金は50%減りません。
③ 返済期限がある
金融資産には「いつ上がるか分からない」という問題があります。
④ 心理的プレッシャーが増える
自分のお金なら待てても、借金だと待てなくなる可能性があります。
この4つです。
特にS&P500と借入は相性が微妙
個人的に今回一番分かりやすかったのがここです。
S&P500のようなインデックス投資は、
長期間かけて複利で資産を増やすもの
です。
一方、借金には毎年金利が発生します。
だから、
長期投資なのに毎年高い金利を払い続ける
という、少し矛盾した状態になります。
低金利なら話は変わりますが、カードローンのような金利で長期インデックス投資をするのは、かなりハードルが高いと感じました。
BTCの強気相場なら計算上は成立しやすい
一方でBTCの場合、
例えば、
100万円借入
↓
BTC購入
↓
BTCが200万円
↓
借入+利息を返済
となれば、十分利益が残ります。
だから数字だけなら、
BTCの強気相場では借入投資が機能する可能性があります。
ただし最大の問題は、
強気相場がいつ来るのか誰にも分からない
ことです。
半年後かもしれない。
2年後かもしれない。
その前に50%暴落するかもしれない。
だったら結局、
「上がるまで借金を抱え続けられるか?」
という話になります。
結局、一番強いのは「借りなくても待てる人」なのかもしれない
ここまで考えて、一周回って感じたのがこれです。
僕の場合、
- 生活防衛費がある
- 事業収入がある
- すでに金融資産を持っている
- 今すぐ投資しないと困るわけではない
という状態です。
だったら、
無理して借金する必要もない。
むしろ、
「借りられる信用力はある。でも使うかどうかは別」
くらいが一番強いのかもしれません。
「借入枠を持つ」と「借金してフル投資」はまったく違う
今回考えてみて、
この2つは分けて考えたほうがいいと思いました。
借入枠を持つ
「いざとなれば200万円借りられる」
という状態を作っておく。
でも普段は借りない。
これは流動性の確保です。
借りた200万円を全部BTCへ入れる
これは完全にレバレッジ投資です。
同じ200万円の枠でも、リスクは全然違います。
今の僕ならどうするか
現時点では、
借入枠そのものには興味があります。
なぜなら、
現金350万円
+
必要なら使える信用枠
という状態は、単純に資金面で余裕ができます。
ただ、
「借りられるから全部投資する」
という使い方はしないと思います。
もし使うとしても、
- 金利
- 相場環境
- 返済能力
- 借入額
- ローンの資金使途
を見ながらかなり慎重に判断します。
特にBTCについては、
強気相場だからといって返済能力を超えて借りることはしない。
ここは大事にしたいところです。
事業・現金・金融資産。この3つを育てる
今の僕が一番しっくりきているのは、
事業
毎月のキャッシュフローを作る。
現金
生活防衛費として持つ。
金融資産
長期間かけて資産を増やす。
この3つです。
昔は、
「事業をもっと大きくしないと」
と思うこともありました。
でも最近は、
事業を必要以上に巨大化させるより、
安定したキャッシュフローを生む小さな事業を持ちながら、金融資産を増やしていく
ほうが、自分の理想とするノマドライフには合っている気がしています。
最後に:借りられることと、借りるべきことは違う
今回いろいろ考えて、一番大きかった気づきはこれでした。
「借りられる」と「借りたほうがいい」は別。
銀行が300万円貸してくれるからといって、
300万円借りる必要はありません。
BTCが上がりそうだからといって、
借金して買う必要もありません。
一方で、
信用力を作って、
「必要なら借りられる状態」
を持っておくこと自体には価値があると思っています。
事業を続ける。
現金を残す。
金融資産を育てる。
信用も積み上げる。
そして、本当に大きなチャンスが来たときに動けるようにしておく。
僕の場合は、今のところこの考え方が一番しっくりきています。
投資は「いくら儲けるか」ばかりに目が行きがちです。
でも長く続けていると、
結局一番大切なのは、退場せずに選択肢を残し続けることなのかもしれません。
これからも事業でキャッシュフローを作りながら、焦らず資産を積み上げていこうと思います。
※この記事は筆者自身の資産形成について考えた過程を紹介するもので、特定の借入れや金融商品への投資を推奨するものではありません。ローンの資金使途や条件は金融機関・商品によって異なるため、実際に利用する場合は必ず契約条件をご確認ください。
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