先日、ビットコインや半導体株が大きく下落しました。
私自身も保有している半導体3倍ブルETFは、一時+70%以上あった含み益が、気づけば+5〜7%程度まで縮小。
「これはもう弱気相場なのか?」
「ビットコインは今年最高値更新できるのか?」
「半導体株は今買い増ししていいのか?」
そんな疑問を持ちながら、今回の下落要因を改めて調べてみました。
結論から言うと、
今回の下落は景気悪化ではなく、“景気が強すぎたこと”が原因でした。
Contents
なぜ雇用統計が良いのに株価は下がったのか?
普通に考えれば、
- 雇用が増える
- 給料が上がる
- 消費が増える
- 企業が儲かる
- 株価が上がる
という流れになります。
私も最初はそう思っていました。
しかし今の市場は少し特殊です。
市場が見ているのは、
「企業の売上」よりも「金利」
だからです。
今回の雇用統計では、予想以上に雇用が強い結果となりました。
すると市場は、
「景気が強い」
↓
「FRBは利下げしないかもしれない」
↓
「場合によっては利上げもあるかもしれない」
と考え始めました。
その結果、
- AI株
- 半導体株
- ビットコイン
などのリスク資産が売られたのです。
半導体株が暴落した本当の理由
今回の半導体株の下落は、雇用統計だけが原因ではありません。
大きく分けると以下の3つです。
① Broadcom決算への失望
決算自体は悪くありませんでした。
しかし市場の期待が高すぎました。
「AI需要は無限に伸びる」
という期待に対し、
「そこまでではないかもしれない」
という見方が出たことで利益確定売りが発生しました。
② 雇用統計ショック
強い雇用統計によって利下げ期待が後退。
AI株や半導体株に逆風となりました。
③ 利確売り
半導体株はここまで大きく上昇していました。
利益が大きく乗っていた投資家も多く、
悪材料をきっかけに一気に売りが出たと考えられます。
AI投資ブームは終わったのか?
個人的には、
まだ終わっていない
と思っています。
なぜなら、
- データセンター建設
- AIインフラ投資
- 半導体需要
は今も継続しているからです。
むしろ現在は、
AI投資ブームの中盤にいる可能性があります。
ただし、
市場は常に未来を先取りします。
AI投資が2028年まで続いたとしても、
株価のピークは2027年に来るかもしれません。
だからこそ、
「AIは成長する」
と
「株価は上がる」
は別の話なのです。
アメリカの雇用は本当に強いのか?
ここで一つ気になることがあります。
それは、
テック業界の解雇が増えていること。
実際、
AIによる効率化やコスト削減によって、
大手テック企業では人員削減が続いています。
一方で、
- 医療
- 建設
- サービス業
などが雇用を支えています。
つまり、
「雇用統計は強い」
けれども、
「中身を見ると少し変化が起きている」
状態です。
AIは本当に雇用を奪うのか?
私が以前から不思議に思っていたのが、
AIがこれだけ進化しているのに、
なぜ雇用が強いのかということ。
しかしよく考えると、
今はAIによる削減フェーズではなく、
AIへの投資フェーズです。
- データセンター建設
- 半導体工場
- AI関連開発
などで雇用が発生しています。
ただし将来的には、
AIによる効率化で採用数が減る可能性は十分あります。
ビットコインは今年最高値更新するのか?
正直、
以前より可能性は下がったと思います。
理由は、
- 利下げ期待後退
- 高金利長期化懸念
- ETF資金流出
があるからです。
とはいえ、
長期シナリオが壊れたとも思っていません。
私の現時点でのイメージは、
シナリオ①(本命)
2026年はレンジ相場
↓
2027年に上昇再開
シナリオ②
年末に向けて回復
シナリオ③
今年中に最高値更新
可能性はあるが低め
という感じです。
私が半導体3倍ブルを買い増した理由
今回の下落局面で、
私はいつもより少し多めに追加投資しました。
もちろん、
今が底だと思っているわけではありません。
さらに下がる可能性もあります。
ただ、
- AI投資は継続中
- 半導体需要も継続中
- 長期では成長テーマ
と考えているため、
少しずつ拾う戦略を選びました。
今後注目しているポイント
今後特に見ているのは、
CPI(インフレ指標)
インフレが落ち着けば市場の安心材料になります。
FRBの発言
利上げか利下げかではなく、
高金利をどれだけ続けるのか。
AI設備投資
Microsoft、Amazon、Google、Metaなどが投資を継続するか。
ここが最も重要です。
まとめ
今回の下落は、
景気が悪いからではありません。
むしろ、
景気が強すぎたことで利下げ期待が後退したことが原因です。
ただし、
AI投資や半導体需要そのものが崩れたわけではありません。
だから私は、
今回の下落を「テーマ崩壊」ではなく、
大きな調整局面
として見ています。
短期的にはまだ不透明感があります。
しかし長期目線では、
AI・半導体・ビットコインというテーマそのものは、まだ終わっていないと考えています。
だからこそ今は、
価格だけを見るのではなく、
市場が何を織り込み始めているのかを冷静に見ていきたいと思います。
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