こんにちは、リョウです。
投資を続けていると、だんだん考えるようになることがあります。
それは、
「資産を増やすこと」と「増えた資産を守ること」は、別の戦略が必要なのでは?
ということです。
僕自身、現在はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP、半導体関連株などを中心に、ある程度リスクを取りながら資産そのものを大きくするフェーズにいます。
一方で、資産が大きくなってきたら、ずっと同じリスクを取り続けるつもりはありません。
今後は、
高配当株
→ 米国REIT
→ 国債
→ 金(ゴールド)
といった資産にも徐々に資金を移し、
「増やす」から「守りながら収入を生む」へ
ポートフォリオを変えていきたいと考えています。
今回は、最近あらためて考えた僕の資産形成戦略についてまとめます。
まず考えたのが「配当だけで生活できる資産額」
高配当株について考え始めたきっかけは、
「ある程度資産が増えたら、配当だけでもかなりの収入になるのでは?」
と思ったことでした。
たとえば、1,000万円を高配当株に投資して、平均配当利回りが4%なら、
年間約40万円
の配当になります。
もちろん税金や為替などを考える必要はありますが、月平均にすると約3.3万円です。
これが5,000万円なら年間約200万円。
7,500万円なら、
7,500万円 × 4% = 年間300万円
です。
年間300万円なら月平均25万円。
ここまで来ると、配当は「ちょっとした副収入」ではなく、生活費のかなりの部分をカバーできる収入源になります。
この数字を見て、
「資産形成の前半では資産を増やし、ある程度増えたら高配当株へ移す」
という考え方が、かなりしっくりきました。
ただし、全部を高配当株にするつもりはない
高配当株は魅力的ですが、だからといって資産のすべてを高配当株にする必要はないと思っています。
高配当株には、
- 配当収入が得られる
- 株を売らなくてもキャッシュフローが入る
- 長期保有しやすい
というメリットがあります。
一方で、成長株などと比べると、企業によっては株価の成長が緩やかな場合もあります。
そこで僕は、
「増やす資産」と「収入を生む資産」と「守る資産」
を分けて考えることにしました。
現在はまだ「増やすフェーズ」
現在の僕の投資は、比較的攻めています。
主な成長枠は、
BTC
ETH
XRP
半導体関連株
です。
どれも値動きはかなり大きいですが、その分、大きな成長も期待できます。
特に暗号資産については、長期的なコア資産として考えるなら、やはりビットコインを中心にするのがシンプルだと考えています。
ETHやXRPも保有していますが、資産が大きくなるにつれて、暗号資産の中でもBTCの比率を意識していくつもりです。
半導体についても、AI・データセンター・クラウドなど長期需要がある一方、景気循環によってかなり大きく上下します。
だからこそ、
資産形成初期では成長エンジンとして使う
という位置づけです。
資産が増えたら、高配当株の比率を上げる
僕は現在、日本株と米国ETFの両方で高配当投資をしています。
今後、BTCや半導体関連株などが上昇して資産が増えた場合、その利益をすべて再び高リスク資産へ入れるのではなく、
一部を高配当株へ移す
予定です。
これは利益確定という意味だけではありません。
資産そのものを、
「値上がりを待つ資産」から「毎年お金を生む資産」へ変える
という意味があります。
資産が数千万円規模になってくると、年3〜5%程度の配当でも金額がかなり大きくなります。
ここが、資産形成の面白いところだと思います。
次に注目しているのが米国REIT
最近、新しく投資先として検討しているのが米国REITです。
REITとは、不動産投資信託のことです。
自分でマンションやオフィスを購入しなくても、REITを通じて、
- 住宅
- 物流施設
- データセンター
- オフィス
- ホテル
- ヘルスケア施設
などへ投資できます。
そしてREITの魅力は、比較的高い配当を受け取りながら、不動産価格の上昇も狙えることです。
「REITってあまり上がらないのでは?」と思っていた
正直なところ、僕は以前、
「REITって株に比べてあまり上昇していないのでは?」
という印象を持っていました。
特にここ数年は金利上昇が続いていたため、REITにはかなり厳しい環境でした。
REITは不動産を購入するために借入を利用することが多いため、金利が上がると、
借入コストが増える
という問題があります。
さらに国債利回りが高くなると、
「安全な国債で4%前後取れるなら、わざわざREITを買わなくてもいい」
と考える投資家も増えます。
つまり、
金利上昇はREITにとって逆風
になりやすいわけです。
逆に、REITは金利低下局面で面白くなる
REITにとって追い風になりやすいのが、
金利のピークアウトや利下げ期待
です。
金利が下がれば、
借入コストが下がる
国債との利回り競争が弱くなる
不動産価格の評価が上がりやすくなる
という複数のメリットがあります。
市場は実際に利下げが行われてから動くとは限りません。
「これ以上金利は上がらなそうだ」
「今後は利下げ方向になりそうだ」
と市場が考え始めた時点で、REIT価格が先に動く場合があります。
実際、2026年前半の米国REIT市場は強く、FTSE Nareit All Equity REITs Indexは6月末時点で年初来約14.9%のトータルリターンとなりました。
もちろん、これは今後も同じ上昇が続くことを意味するものではありません。
ただ、
「REIT=上がらない資産」ではない
ということは分かります。
金利だけ見れば米国REITのほうが面白いと考えている
日本にもJ-REITがあります。
ただ、現時点では僕は米国REITを中心に考えています。
理由のひとつが金融政策です。
日本銀行は2026年7月時点で、経済・物価の状況に応じて今後も政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく方針を示しています。
つまり、日本では今後、
金利上昇方向
が意識されます。
一方、米国ではすでに高金利が長期間続いているため、今後は金利が高止まりしたあと、
次の利下げ局面
が意識されやすくなります。
そのため金利環境だけを見ると、
日本REITより米国REITのほうが今後の追い風を期待しやすい
というのが現在の僕の考えです。
ただし、米国REITには当然、ドル円の為替リスクがあります。
米国REITそのものが上がっても、大きく円高になれば円換算の利益が減る可能性があります。
ここは注意が必要です。
REITは金利だけでは決まらない
ここも重要です。
「金利が上がる=REITが必ず下がる」
わけではありません。
Nareitの長期データでは、1992年以降の4四半期ベースで見ると、REITは金利上昇局面でも約77%の期間でプラスのトータルリターンを記録しています。
なぜなら、景気が強く、
- 賃料が上がる
- 空室率が下がる
- 不動産需要が増える
のであれば、金利上昇のマイナスを不動産事業の成長が上回ることがあるからです。
REITを見るときは、
金利
景気
賃料
空室率
利益成長
をセットで見る必要があります。
REITの中でも種類によって全然違う
REITとひとことで言っても、中身はかなり違います。
たとえば、
データセンターREIT
→ AIやクラウド需要の恩恵を受けやすい
物流REIT
→ EC・物流需要の成長が追い風
住宅REIT
→ 家賃上昇や住宅不足の影響を受ける
ヘルスケアREIT
→ 高齢化などの長期需要が期待できる
ホテルREIT
→ 景気や旅行需要の影響を強く受ける
オフィスREIT
→ リモートワークや空室率の影響を受けやすい
といった違いがあります。
そのため僕自身は、最初から特定のREITへ集中するより、
米国REIT ETFを使って広く分散する
方法から始めようと考えています。
国債は「増やす」というより待機資金
もうひとつ今後増やしていきたいのが国債です。
特に興味があるのは米国短期国債です。
短期国債は、
大きく資産を増やす投資
というより、
安全性を高めながら利回りを得る待機資金
として使うイメージです。
たとえば株やBTCが大きく下落したとき、
現金や短期国債を持っていれば、
安くなった資産を買うための資金
として使えます。
僕はこれがかなり重要だと思っています。
資産のすべてを常にフルインベストメントしてしまうと、暴落時に魅力的な価格になっても追加投資できません。
だから資産が大きくなればなるほど、
「攻めない資金」も戦略の一部
になってくると思います。
投資信託よりETFを選びたい理由
債券については、
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
などの投資信託もあります。
僕も商品としては悪くないと思っています。
ただ、僕の場合は、
必要なときに比較的すぐ売買できるETFのほうが使いやすい
と感じています。
投資信託は売却注文から実際の受け渡しまで時間がかかる場合があります。
暴落時の待機資金として考えるなら、
流動性の高い短期国債ETF
を利用するのも選択肢のひとつです。
金(ゴールド)は「保険」として持つ
そして最後が金です。
金には配当がありません。
企業のように利益を生むわけでもありません。
それでも長期ポートフォリオに金を入れる理由は、
株・暗号資産・法定通貨とは違う値動きをする資産を持つため
です。
インフレや金融不安、地政学リスクなどが高まった場合、
金が資産全体のクッションになる可能性があります。
僕の場合、金で大きく資産を増やそうとは思っていません。
あくまで、
資産を守るための保険
という位置づけです。
僕が考える資産形成の3段階
ここまで考えてきて、投資戦略は3段階に分けると分かりやすいと思いました。
① 資産を増やす
BTC、ETH、半導体株、成長株など。
値動きは大きいものの、資産そのものの成長を狙います。
↓
② キャッシュフローを作る
日本・米国高配当株、REITなど。
値上がり益だけではなく、
配当という形で資産から収入を得る
ことを重視します。
↓
③ 資産を守る
短期国債、現金、金など。
リターン最大化より、
暴落への耐性や資産保全
を重視します。
今後の僕の投資方針
現状はまだ、
資産を大きくするフェーズ
だと考えています。
そのため、
BTC
ETH
XRP
半導体関連株
などの成長資産は引き続き保有します。
一方で、日本株・米国ETFの高配当投資もすでに始めています。
そして今後は、
米国REITにも投資を開始。
さらに資産が増えるにつれて、
高配当株
REIT
短期国債
金
の比率を徐々に高めていく予定です。
僕が目指しているのは、
「大きく増えた資産を、また大きなリスクにさらし続けること」ではありません。
最終的には、
資産そのものが毎年収入を生みながら、大きな暴落にも耐えられる状態
を作ることです。
まとめ:増やすだけが投資ではない
投資を始めたころは、
「何を買えば一番上がるか?」
ばかり考えがちです。
僕自身も、資産形成の途中ではそれでいいと思っています。
ただ、資産額が大きくなってくると、
「いくら増えるか」だけではなく「どれだけ減らさずに残せるか」
も重要になります。
だから僕は、
資産形成期
→ 成長資産中心
資産拡大後
→ 高配当・REITへ分散
さらに資産が増えたら
→ 国債・金を厚くする
という形で、少しずつポートフォリオを変えていくつもりです。
攻めるときは攻める。
でも、増えた資産はしっかり守る。
そして最終的には、
「自分が働かなくても、資産がお金を生んでくれる状態」
を作る。
今は、そこへ向かう途中です。
※本記事は筆者自身の投資経験や考え方をまとめたものであり、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資には価格変動・為替変動・元本割れなどのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身で行ってください。
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