こんにちは、RYOです。
ここ最近、AI・半導体関連株の値動きを見ながら、ずっと考えていたことがあります。
「AIは今後も大きく成長するはず。だったら、もう少し投資額を増やしてもいいのではないか?」
僕自身、普段の仕事でAIをかなり使っています。
文章作成、情報収集、企画、マーケティング、教材制作など、以前なら何時間もかかっていた仕事が、AIによって驚くほど早く進むようになりました。
そのため、AIは単なるブームではなく、インターネットと同じように、今後の仕事や社会を大きく変える技術だと感じています。
一方で、
「AIが伸びること」と「今のAI関連株を買えば必ず儲かること」は別の話
です。
期待が大きい分、株価が先に上がりすぎることもあります。
実際、僕がこの記事を書いている2026年7月現在、AI・半導体関連株は、それまでの急上昇から調整局面に入っています。
僕はその調整の中で、生活防衛資金を約300万円まで下げ、キオクシアに合計約40万円を投資しました。
今回は、なぜその判断をしたのか。
そして、今後どのように資金を管理していくつもりなのかを、自分自身の体験をもとに整理してみます。
AI・半導体関連株は、実際に調整局面へ入った
2026年前半、AI・半導体関連株は非常に強い上昇を続けていました。
AIデータセンターへの巨額投資を背景に、半導体、メモリー、製造装置、電力設備などへ資金が集中していたからです。
しかし、6月下旬以降は流れが変わりました。
6月23日には、米国のフィラデルフィア半導体株指数が1日で7.9%下落しました。
背景には、AI設備投資が借入金に依存して拡大していることへの警戒や、米国の金利上昇への懸念がありました。
7月に入ってからも半導体株の不安定な値動きは続き、同指数は高値から20%を超えて下落する場面もありました。
2026年7月24日には、日本の日経平均株価も2.69%下落。AI投資額の拡大に対して「投資に見合う利益を回収できるのか」という不安が広がり、キオクシアも同日に4.4%下落しました。
つまり現在は、
AIの成長そのものが否定されているのではなく、株価に織り込まれた期待が大きすぎなかったかを市場が確認している段階
だと考えています。
AIは革命的。それでも株価は暴落することがある
僕がAI関連株に強気なのは、単にニュースを見ているからではありません。
実際に毎日の仕事でAIを使い、その効果を体感しているからです。
これまで人が時間をかけて行っていた作業を、AIが短時間で補助してくれます。
今後、AIがさらに進化すれば、仕事の進め方だけでなく、会社の組織、教育、医療、金融、製造業など、社会全体が変わっていく可能性があります。
ただし、ここで注意したいのが、
技術が本物であることと、株価が割安であることは別
という点です。
インターネットも、間違いなく革命的な技術でした。
実際、その後の世界を大きく変えています。
しかし、1990年代後半にはインターネット関連企業への期待が先行し、ITバブルが発生しました。
技術の方向性は正しかったものの、株価が企業の利益成長を先取りしすぎたことで、最終的に多くの銘柄が大きく下落しました。
AIにも、同じことが起こる可能性があります。
AIが社会を変えても、
- AI設備投資に対する利益が伸びない
- データセンター投資のペースが落ちる
- 金利が上昇する
- 半導体が供給過剰になる
- 高い成長期待に決算が届かない
といったことが起これば、AI関連株は大きく売られます。
だからこそ僕は、
AIの未来には強気でも、株価には慎重でいたい
と考えています。
半導体株が上がるほど、もっと入れたくなる
AI・半導体関連株が強く上がっている時、僕も、
「今のうちに、もっと買っておいた方がいいのではないか」
という衝動を感じました。
上昇している銘柄を見ると、今買わなければ置いていかれるような感覚になります。
しかし、上昇を見て大きく買うと、その直後に調整が始まった時に動けなくなります。
半導体株は、上昇する時の勢いが強い一方で、下がる時も非常に速いです。
特に現在は、投資家の間で半導体株への資金集中が進んでいます。
2026年7月のバンク・オブ・アメリカの調査では、回答者の82%が半導体株を「最も混み合った取引」と見ていました。AI設備投資の伸び率も、2026年の76%から2027年には25%、2028年には6%へ鈍化するとの予想が紹介されています。
つまり、今後もAI投資が拡大したとしても、
拡大のスピードが市場の期待を下回るだけで、株価が売られる可能性がある
ということです。
そのため僕は、
上がっている時に一気に買うのではなく、下がった時に少しずつ買う
という方針を取りました。
調整局面でキオクシアに約40万円を投資した
今回、僕が追加投資先として選んだのがキオクシアです。
キオクシアは、NAND型フラッシュメモリーを中心に扱う半導体メモリー企業です。
生成AIの普及によって、データセンターで処理・保存される情報量が増えれば、メモリー需要も拡大する可能性があります。
実際、キオクシアはAI需要を追い風に急上昇していました。
一方で、その反動から値動きもかなり激しくなっています。
2026年6月26日にはAI関連株全体の下落に巻き込まれ、キオクシア株は1日で12%下落しました。7月にも大きな下落が続き、AI投資の持続性や半導体各社の増産による供給過剰への懸念が意識されています。
僕はこの調整の中で少しずつ買い増し、キオクシアへの投資額を約40万円まで増やしました。
上昇中の株価を追いかけて一括で40万円を入れたわけではありません。
下落を確認しながら、何度かに分けて投資しています。
もちろん、今の水準が底だとは思っていません。
さらに20%、30%と下がる可能性もあります。
それでも、AIによるデータ需要の増加という中長期の流れは続くと考え、投資できる範囲でポジションを作りました。
生活防衛資金は約300万円まで下げた
以前は、生活費の約13か月分にあたる防衛資金を確保していました。
しかし、AI・半導体関連株の調整を受けて、その一部を投資に回し、現在の生活防衛資金は約300万円になっています。
その中からキオクシアへ約40万円を投入した形です。
一般的に、自営業者は会社員よりも収入が安定しにくいため、生活防衛資金を多めに確保した方がよいとされています。
僕もオンライン事業を運営しているため、会社員のように毎月決まった給与が入るわけではありません。
事業の売上が落ちる可能性もあれば、病気や家族の事情などで、急にまとまった資金が必要になる可能性もあります。
そのため、生活防衛資金を投資へ回すことには慎重であるべきです。
ただ、僕の場合は、
- 毎月の事業収入がある
- 現時点で約300万円の現金を残している
- 仮想通貨にも資産がある
- 一括ではなく分割して投資している
- 投資額を段階的に増やしている
という状況を踏まえ、一定額を投資へ回す判断をしました。
大切なのは、
「生活防衛資金が余っているから使う」のではなく、いくらまでなら減らしても生活と事業に影響しないかを先に決めること
だと思います。
イーサリアムをすべて利確する案も考えた
AI・半導体株へ投資するために、イーサリアムをすべて利確する案も考えました。
僕が保有しているイーサリアムは、すでに元本分を回収しています。
現在残している約110万円は、基本的に利益分です。
そのため、
値動きの弱いイーサリアムを売り、勢いのあるAI株へ資金を移す
という案にも合理性はあります。
AI株で短期的な利益を出し、その利益を現金として確保できれば、生活防衛資金を再び増やすこともできます。
しかし、今回はイーサリアムをすべて売却するのではなく、まず生活防衛資金の一部をキオクシアへ回しました。
理由は、イーサリアムを全額売った直後に仮想通貨市場が上昇し、同時にAI株がさらに下落する可能性があるからです。
そうなると、
値動きの鈍い資産を安値で売り、すでに人気化した資産を高値で買う
という、最も避けたい資金移動になってしまいます。
元本を回収済みのイーサリアムには、今後の仮想通貨市場の回復に参加できるという価値もあります。
そのため、現在のところは全額利確せず、保有を続けながら様子を見ています。
今回の投資は「暴落への全力投資」ではない
キオクシアへ約40万円を入れたと言うと、
「調整局面に全力で突っ込んだ」
ように聞こえるかもしれません。
しかし、僕の中では、まだ全力投資ではありません。
現在の下落が単なる一時的な調整なのか、AI相場全体の大きな転換点なのかは、まだ分からないからです。
キオクシアは、メモリー価格、設備投資、供給量、AI需要などの影響を受けやすい銘柄です。
生成AI需要が続いたとしても、半導体メーカーが一斉に生産能力を増やせば、将来的に供給過剰になり、価格が下がる可能性もあります。
半導体メモリー市場は、過去にも需要増加、増産、供給過剰、価格下落というサイクルを繰り返してきました。
だからこそ、今後さらに下落しても対応できるように、
約300万円の現金を残し、追加投資の余力を確保しています。
「下がったら買う」だけでは危険
投資ではよく、
「下がったら買い増せばいい」
と言われます。
僕も基本的には、下落局面で少し多めに入れる方針です。
ただし、下がったら無条件で買えばよいわけではありません。
企業の将来性が崩れた場合は、安くなったのではなく、適正な株価へ戻っているだけかもしれません。
そのため、追加投資をする時は、株価だけでなく、
- AI設備投資の伸び
- データセンター向け需要
- NAND型フラッシュメモリーの価格
- キオクシアの売上と利益
- 設備投資と生産能力
- 競合他社の増産状況
- 金利や為替の動き
なども確認する必要があります。
株価が下がったことを買うのではなく、事業の前提が崩れていない中で株価が下がった時に買う。
ここは、似ているようで大きく違います。
短期で利益を取り、現金を戻す考えもある
今回キオクシアへ投資した目的は、何十年も売らずに保有することだけではありません。
AI・半導体株が調整から回復した場合、一部を利確し、その利益を生活防衛資金へ戻すことも考えています。
つまり、
調整局面で投資する
→ 株価が回復する
→ 一部を利確する
→ 利益を現金として確保する
という流れです。
ただし、これは必ず計画どおりに進むとは限りません。
短期間で反発せず、さらに下落する可能性もあります。
そのため、短期的な利益を期待しつつも、
すぐに使う予定のあるお金は投資しない
ことが前提になります。
また、株価が上昇した時に欲を出しすぎると、利益を現金化できません。
今後は、一定の利益が出た段階で一部を利確し、投資額または利益の一部を現金へ戻すルールも決めておきたいと考えています。
現在の投資方針
今回の投資を踏まえ、現時点では次の方針で考えています。
まず、生活防衛資金として残している約300万円は、これ以上簡単には減らさない。
現在の金額は、投資待機資金ではなく、事業や生活に予想外のことが起きた時のためのお金として扱います。
次に、キオクシアへ投資した約40万円については、短期的な値動きだけで売買せず、AI需要やメモリー市場の前提を確認しながら保有します。
さらに下落した場合も、機械的に大きく買い増すのではなく、下落の理由を確認してから判断します。
イーサリアムについても、すべてをAI株へ移すことはせず、仮想通貨市場が回復した時の可能性を残します。
つまり現在は、
キオクシアへ約40万円投資
+ イーサリアムは継続保有
+ 生活防衛資金約300万円を確保
という形です。
AI株だけに集中するのではなく、仮想通貨と現金も残しながら、複数の可能性に備えています。
投資して分かったのは、買った後の方が難しいということ
投資する前は、
「今買うべきか」
ということばかり考えていました。
しかし、実際にキオクシアへ約40万円を入れてみると、その後の方が難しいと感じます。
株価が下がると、もっと買いたくなります。
反対に上がると、
「もっと入れておけばよかった」
と思います。
つまり、どちらに動いても感情が出てきます。
だからこそ大切なのは、その場の感情で判断するのではなく、
- 最大でいくらまで投資するか
- どの程度下がったら追加するか
- どんな悪材料が出たら買い増しを止めるか
- どの程度上がったら一部を利確するか
- 生活防衛資金をいくら残すか
を事前に決めておくことです。
今回の約40万円は、AIの将来性に期待した投資です。
しかし同時に、
自分の予想が外れる可能性も含めて管理する必要があります。
まとめ:調整局面で投資したからこそ、現金を残す
AIは、今後の社会を大きく変える技術だと僕は考えています。
実際に仕事で使っていても、その変化を強く感じます。
だからこそ、今回の半導体株の調整局面で、キオクシアへ約40万円を投資しました。
一方で、AIが革命的だからといって、AI関連株が今後ずっと上がり続けるわけではありません。
市場の期待が大きすぎれば、企業が成長していても株価は下がります。
今回の投資を通して、改めて感じたのは、
投資することと、余力を残すことはセット
だということです。
現在は、生活防衛資金として約300万円を残しています。
この現金があるからこそ、キオクシアがさらに下がったとしても、慌てて売る必要がありません。
事業や生活で予想外のことが起きても、ある程度対応できます。
そして、本当に大きな買い場が来た時にも、選択肢を残せます。
現在の僕の方針は、
AI・半導体株の流れには参加する。
ただし、一つのシナリオに全資金を賭けない。
生活を守る現金と、次の機会に動ける余力を残す。
というものです。
投資で大切なのは、最も高い利益を取ることだけではありません。
予想が外れても市場から退場せず、次のチャンスまで投資を続けられることも大切です。
今回のキオクシアへの投資がどのような結果になるのかは、まだ分かりません。
だからこそ、その後の値動きや自分の判断も、今後の記事で正直に記録していきたいと思います。
※この記事は、筆者自身の投資経験と考えを記録したものであり、特定の金融商品の購入や売却を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断は、ご自身の資産状況やリスク許容度を踏まえて行ってください。
RYOのリアル投資ログをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。








