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キオクシア株が1万3,000円台まで再下落…平均取得2万6,000円台まで下げた僕が「追加投資を急がない」理由

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Yokota Ryo運営者

1985年大阪生まれ。
RYO英会話ジムを軸に、英語コーチング事業を運営しています。あわせて、デジタルノマドや海外を拠点に働く人に向けたメディアThe Remote Digital Hubも運営。2020年から自身も海外を拠点としたノマドライフを実践し、現在は英語コーチングに加えて、ノマドライフコーチングにも取り組んでいます。

事業でキャッシュフローを生み、そこで得た資金を投資に回しながら、中長期で資産を積み上げていくスタイルを実践しています。本ブログでは、仮想通貨(ビットコイン・イーサリアム)や株式投資を中心に、実際の投資経験や試行錯誤をもとに、資産形成についてリアルに発信しています。

目標は、総資産5億円の達成。成功だけでなく、その過程での判断や失敗、学びも含めて、資産形成のリアルを包み隠さず共有していきます。

キオクシア株が再び急落…平均取得単価を2万6,000円台まで下げて考えた「次の買い増し」のタイミング

こんにちは。

前回の記事では、キオクシア株が分割後1万3,000円台まで下落し、「かなり安い水準に入ってきたのではないか」という話を書きました。

その後、僕は実際に追加投資しました。

その結果、平均取得単価は2万6,000円台まで下がっています。

以前は分割前換算で8万円台後半、分割後では2万8,000円台くらいだったので、少しずつではありますが損益分岐点を下げることができました。

ただ、ここで悩むのが、

「まだ安いなら、さらに買ったほうがいいのか?」

という問題です。

実際、追加投資できる余力はまだあります。

一方で、最近のキオクシアはかなり弱く、半導体株全体も不安定です。

今回は、前回の記事以降に起きたキオクシアの下落理由、現在の株価をどう見ているのか、そして僕自身が「さらに買うならいつか」を整理してみます。

※この記事は個人の投資体験と考えを記録したものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

キオクシアが再び大きく下落した

一時は分割前換算で5万円台後半〜6万円前後まで戻していたキオクシアですが、その後再び大きく下落しました。

分割後の株価では1万3,000円前後まで下がる場面も出ています。

以前からキオクシアを見てきた僕としては、

「またここまで落ちるのか……」

というのが率直な感想です。

ただし今回については、キオクシアだけに突然致命的な悪材料が出たわけではありません。

むしろ、

中国メモリー企業への警戒
+AI半導体全体の調整
+金利上昇
+信用買いの重さ

が重なった下落と見るほうが自然です。

中国CXMTの技術進展がメモリー株に逆風

今回、市場心理を冷やした材料の一つが中国のCXMTです。

CXMTは主にDRAMを手掛ける中国のメモリー企業ですが、技術面で大きく進歩しているとの報道をきっかけに、世界のメモリー株が売られました。

10月13日にはMicronなど米国のメモリー関連株も下落し、Reutersは中国メーカーの技術進展とAI投資への不安が半導体株の売りにつながったと報じています。Reuters

キオクシアの主力はNANDなので、CXMTとは完全な直接競合ではありません。

しかし市場は、

中国企業の技術力向上
↓
メモリー供給能力が高まる
↓
将来的に価格競争が激しくなる
↓
メモリーメーカーの利益率が下がるかもしれない

という流れで警戒します。

今までキオクシアの強気材料だった、

AI需要
+メモリー不足
+価格上昇

というストーリーに、少し疑問符が付いたわけです。

AI半導体全体にも再び調整が入った

さらに今回は、キオクシアだけではなくAI・半導体株全体がかなり調整しました。

10月中旬にはフィラデルフィア半導体指数が8営業日連続で下落し、AI関連株の高い設備投資負担や金利上昇への懸念が強まりました。10月19日にはいったん反発しましたが、市場の警戒感はまだ完全には消えていません。Reuters

以前は、

NVIDIAが好決算
↓
AI投資はまだ続く
↓
半導体強気相場へ

という流れが見えていました。

ところが今は、

AI需要は強い
でも、これだけ巨額の設備投資を本当に回収できるのか?

という議論が強くなっています。

この違いは結構大きいと思います。

ただしキオクシアの会社自体が悪化したわけではない

ここは今回の下落を見るうえでかなり重要です。

キオクシアは10月13日、S&Pグローバル・レーティングから長期格付けをBBBへ引き上げられました。

しかも見通しは「ポジティブ」です。

会社によると、

AI向けデータセンター・エンタープライズ市場がフラッシュメモリとSSD需要をけん引していること

そして、

現預金が有利子負債を上回るネットキャッシュ状態になったこと

などが評価されたとのことです。kioxia-holdings.com

つまり、

株価は急落している
でも財務・収益力への信用評価はむしろ上がっている

という、かなり面白い状態になっています。

僕が今の下落を「会社そのものが壊れた」とは考えていない理由の一つです。

次の決算は10月30日

そして、かなり重要なのが次の決算です。

キオクシアは2027年3月期第2四半期決算を10月30日18時45分に発表予定としています。kioxia-holdings.com

今の株価水準が本当に安いのか。

それとも市場が先に業績悪化を織り込んでいたのか。

かなり答えが見えやすくなるタイミングだと思っています。

特に見たいのは、

  • NAND価格がまだ高い水準を維持しているか
  • AI向けデータセンターSSD需要が強いか
  • 次の四半期も利益を維持できるか
  • 中国勢の供給増加について会社がどう見ているか

です。

今の1万3,000円台は「安い」と感じている

僕は現在の1万3,000円前後を、かなり安い価格帯だと見ています。

株式分割前に換算すれば約3万9,000円です。

キオクシアは以前、

5万円
6万円
8万円
9万円

という価格帯で売買されていました。

そこから考えると、今の価格はかなり低いです。

もちろん、

昔より安い=必ず割安

ではありません。

株は将来の利益で価格が決まるからです。

ただ、S&Pの格上げやAIデータセンター向け需要の強さを見る限り、

会社の中身が半分以下になったから株価も半分以下になった

という状況には見えません。

僕は追加投資して平均2万6,000円台まで下げた

今回、僕自身も追加投資しました。

その結果、平均取得単価は2万6,000円台まで下がりました。

これまで買い増しを重ねてきたことで、損益分岐点は少しずつ下がっています。

仮に平均取得単価を2万6,500円とすると、

1万3,000円から元の価格まで戻るには約2倍必要です。

まだかなり距離があります。

ただ、

1万8,000円
2万円
2万2,000円

と回復していけば、含み損の見え方はかなり変わってきます。

特に2万2,000円まで戻れば、平均取得単価との差はかなり縮まります。

平均取得単価を下げること自体が目的にならないようにしたい

ナンピンしていると、どうしても、

「あと少し買えば平均単価がもっと下がる」

という考えになります。

僕も何度もそう感じました。

でも最近は、

平均取得単価を下げることと、投資リスクを下げることは別

だと強く感じています。

追加投資すれば平均単価は下がります。

しかし同時に、

その銘柄に入れているお金も増えます。

つまり、平均単価だけ見れば改善していても、株価がさらに下がった場合の損失額は大きくなります。

ここを混同しないようにしたいです。

まだ追加投資できるが、今すぐ全部は入れない

僕はまだキオクシアへ追加投資できる余力があります。

今の1万3,000円前後を見ると、

「この値段ならもっと買ってもいいのでは?」

とも思います。

ただ、今のところ追加資金を一気に入れるつもりはありません。

理由は、

安いことと、底を打ったことは違う

からです。

1万3,000円が底なら、今買うのが一番有利です。

しかし、

1万2,000円
1万1,000円
1万円

と下がれば、また状況は変わります。

底値を正確に当てることはできません。

少し高くても「上昇を確認してから買う」という考え

そこで最近考えているのが、

最安値で買うことを諦める

ということです。

たとえば今が1万3,000円。

ここでは買わず、

1万4,000円
↓
1万5,000円

と戻し、明らかに下落が止まったのを確認してから買う。

当然、1万3,000円より高く買うことになります。

でも僕は、

その2,000円は「反転確認の保険料」

くらいに考えてもいいと思っています。

今後追加するなら3段階に分けたい

現時点では、追加資金を全部同じ場所で使うより、

安値圏
→反転確認
→決算確認

の3段階に分けるのが良さそうだと考えています。

今の1万3,000円前後でごく少額。

次に1万4,500〜1万5,000円を回復し、その水準を維持できれば追加。

そして10月30日の決算で業績が崩れていないことを確認できれば、残りを検討する。

この形なら、

本当に1万3,000円が底だった場合

にも参加できます。

逆に、

さらに下落した場合

でも追加資金を残せます。

1万5,000円を超えてから買うのは遅いのか?

以前の僕なら、

「1万3,000円で買えるのに、1万5,000円で買うのは損」

と考えていたと思います。

でも今は少し違います。

1万3,000円で買って1万円まで下がれば、約23%の下落です。

一方、

1万5,000円まで回復したのを確認して買い、その後1万8,000円まで上がれば20%の上昇です。

つまり、

一番安く買うこと

より、

上昇方向に動き始めてから乗ること

のほうが安全な場合があります。

僕が次に見ている価格

今後は、まず1万3,000円前後を維持できるかを見ます。

ここで下げ止まり、

1万4,000円
→1万5,000円

と戻れば、かなり雰囲気が変わります。

さらに、

1万6,000〜1万7,000円

まで回復できれば、

暴落後の一時反発ではなく、トレンド自体が変わってきた

と判断しやすくなります。

反対に、

1万2,000円を割って、その後も戻らない

場合は、まだ信用買いの整理や投げ売りが終わっていない可能性があります。

その場合は買い増しを急がず、もう一度様子を見るつもりです。

決算が強ければ「1万3,000円台は安かった」と言いやすくなる

今一番気になるのは、やはり10月30日の決算です。

現在は株価だけを見るとかなり安く見えます。

しかし、

安いから買う

だけでは少し怖い。

決算で、

AI向けSSD需要が強い
NAND価格も崩れていない
今後の利益も高水準

と確認できれば、

「やっぱり1万3,000円台は売られすぎだったのでは?」

とかなり判断しやすくなります。

多少株価が上がったあとでも、その確認が取れる意味は大きいと思っています。

逆に決算が悪ければ考え直す

当然ですが、決算が弱ければ話は変わります。

たとえば、

  • NAND価格がピークアウト
  • 供給増加
  • 中国メーカーとの価格競争激化
  • SSD需要の鈍化
  • 次四半期の利益減少

などが明確になれば、

今の1万3,000円でも安くない可能性があります。

株価が大きく下がった時ほど、

「こんなに下がったんだから安い」

と思いやすいです。

でも重要なのは、

過去の株価と比べて安いか

ではなく、

将来の利益に対して安いか

です。

ここは今回かなり意識しています。

今回の暴落で改めて感じたこと

キオクシアを保有していると、本当に値動きが激しいです。

好決算で急騰したと思えば、数週間後にはまた大きく下落する。

AI需要が強いと言われた直後に、

「中国企業が追いついてきた」

というニュースで売られる。

そして会社の格付けは上がっているのに、株価は下がる。

株価は、

会社の現在の状態

だけでは動かないということを改めて感じます。

将来への期待、不安、信用取引、金利、競合企業。

全部が混ざって値段が決まっています。

今の僕の方針

僕自身は、平均取得単価を2万6,000円台まで下げることができました。

まだ追加投資余力はあります。

ただ、ここからは以前ほど積極的にナンピンするのではなく、

安値で少し
反転を確認して追加
決算を確認してさらに追加

という形に変えていくつもりです。

最安値を全部取ることは諦めます。

その代わり、

「下がっている株を買い続ける」

から、

「安いところで少し仕込み、上がり始めたら追加する」

へ変えていきたいと思っています。

まとめ

キオクシア株は再び大きく下落し、1万3,000円前後まで下がっています。

今回の下落には、

中国CXMTの技術進展への警戒、AI投資への不安、半導体株全体の調整

などが影響しています。Reuters

一方、キオクシアそのものについては、S&Pが長期格付けをBBBへ引き上げ、AI向けデータセンター・SSD需要と財務改善を評価しています。kioxia-holdings.com

つまり現在は、

会社の中身が急激に悪化したから安い

というより、

将来への不安を市場がかなり強く織り込んでいる

状況に見えます。

僕自身は今回追加投資し、平均取得単価を2万6,000円台まで下げました。

ただ、まだ資金を入れられるからといって、一気に追加するつもりはありません。

次に見るのは、

1万3,000円前後で下げ止まるか。
1万4,500〜1万5,000円へ戻れるか。
そして10月30日の決算で業績が崩れていないか。

この3つです。

底値で買えるのが理想です。

でも投資を続けてきて感じるのは、

最安値を当てるより、少し高くても上昇を確認してから買うほうが安心できることもある

ということです。

今後もキオクシアの決算とNAND市況を追いながら、追加投資のタイミングを判断していきたいと思います。


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