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SOXLが129ドルから92ドルへ急落、その後113ドルへ反発。買い増しを続けた僕が感じた「売られすぎ相場」の怖さ

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Yokota Ryo運営者

1985年大阪生まれ。
RYO英会話ジムを主軸に英語コーチング事業を運営。あわせて、デジタルノマド向けメディアデジタルノマドハブの運営も行っています。2020年から海外を拠点にノマド生活を実践し、現在は英語コーチングに加え、ノマドライフコーチングにも取り組んでいます。

事業でキャッシュフローを生み、その資金を投資に回し、資産を積み上げていくスタイルを実践中。本ブログでは、仮想通貨(ビットコイン・イーサリアム)を中心に、自身のリアルな投資経験をもとに資産形成について発信しています。

目標は、総資産5億円の到達。その過程も包み隠さず共有していきます。

こんにちは、リョウです。

前回の記事では、半導体3倍レバレッジETF「SOXL」が300ドル台から129ドル付近まで急落する中、数千円ずつ買い増しを続けた体験を紹介しました。

僕は、

  • 165ドルで1万円
  • 153ドルで5,000円
  • 129ドルで1,000円
  • その後も数千円単位

という形で段階的に追加し、平均取得単価を162ドル付近まで下げました。

その時点では、

160ドル前後までは、少額ずつ定期的に買い増していく

という方針を考えていました。

しかし、その後のSOXLは僕の想定をさらに超えて下落します。

147ドルから136ドル、118ドル、そして一時92ドル付近まで急落しました。

ところが、その直後には113ドルまで大きく反発。

今回は、前回の記事以降に起きた値動きと、その中で僕が感じたことを体験ベースでまとめます。

※この記事は個人の投資体験であり、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。

147ドル付近で買い増し。平均取得単価は162ドルへ

SOXLが129ドル付近まで下落した後、一度147ドル前後まで戻しました。

僕はこの数日間、いつもより少し多めに買い増ししました。

「多め」といっても、一度に何万円も入れたわけではありません。

あくまで数千円単位です。

その結果、平均取得単価は167ドル付近から162ドル付近まで下がりました。

この時点で考えていたのは、

SOXLが160ドル付近までは、数千円ずつ定期的に追加していこう

という戦略です。

価格が平均取得単価を下回っている間に少しずつ購入すれば、反発した際に含み損から回復しやすくなります。

また、一度に大きな資金を投入しなければ、さらに下落しても追加する余力を残せます。

自分なりには、かなり慎重な買い方をしているつもりでした。

しかし、ここから相場はさらに厳しくなります。

154ドルまで上がったのに、136ドルまで売り直された

SOXLは一時154ドル付近まで上昇しました。

129ドルまで下落した後だったため、

「少しずつ底を固め始めたのかもしれない」

と感じました。

ところが、その日は高値から大きく売り直され、終値付近では136ドル台まで下落しました。

この値動きで気になったのは、

上がったところで待っていた売りが一気に出てきた

ことです。

暴落後の相場では、少し価格が戻ると、

  • 含み損を減らしたい人
  • 損失を確定して撤退したい人
  • 短期的な反発を狙っていた人

の売りが出やすくなります。

つまり、価格が大きく反発したからといって、そのまま上昇トレンドへ戻るとは限りません。

このときはまだ、

116〜150ドル付近で底固めをしている途中かもしれない

と考えていました。

しかし、SOXLはその後、再び前回安値を試しにいきます。

118ドルまで急落。中国半導体への競争懸念が広がる

SOXLはさらに下落し、118ドル付近まで下がりました。

129ドルでも十分安いと感じていたため、118ドルという価格を見たときは、

「まだ下がるのか」

というのが率直な感想でした。

この下落では、単なる利益確定だけでなく、中国の半導体産業に対する競争懸念も意識されました。

市場では、

  • 中国のメモリメーカーが急速に成長しているのではないか
  • 中国企業が半導体製造装置の国産化を進めているのではないか
  • 米国や韓国の半導体メーカーのシェアが将来奪われるのではないか

という不安が広がりました。

その結果、メモリ、半導体製造装置、AI半導体など、特定の分野に限らずセクター全体が売られました。

SOXLは半導体指数の日々の値動きを約3倍に増幅するETFです。

そのため、元となる半導体株が数%下落するだけでも、SOXLは一日で10%以上動くことがあります。

価格だけを見ると、

「SOXLに何か重大な問題が起きたのではないか」

と感じます。

しかし実際には、SOXL自体の問題ではなく、半導体株全体の下落がレバレッジによって増幅されていました。

「売られすぎ」と「底打ち」は同じではなかった

118ドルまで下落した時点で、SOXLは高値から大きく値を下げていました。

短期間の下落率を考えれば、かなり売られすぎに見えます。

僕自身も、

「さすがに下がりすぎではないか」

と感じました。

しかし、今回改めて実感したのは、

売られすぎだからといって、そこで下落が止まるわけではない

ということです。

相場が弱いときは、売られすぎの状態が数日、場合によってはさらに長く続きます。

RSIなどのテクニカル指標が売られすぎを示していても、新しい悪材料や機関投資家の売却が続けば、価格はさらに下がります。

「もう十分に下がった」

「これ以上は下がらないだろう」

という感覚は、相場ではあまり当てになりません。

129ドルでも十分安いと思いました。

118ドルでも売られすぎだと思いました。

しかし、その後はさらに92ドル付近まで下落しました。

まさかの92ドル。買い増しをいったん止める判断

SOXLはその後、92ドル付近まで急落しました。

300ドル台から見ると、約3分の1以下の価格です。

平均取得単価が162ドルだったため、92ドル時点ではドルベースで約43%下回っている状態になります。

162ドルまで戻るには、92ドルから約76%上昇する必要があります。

SOXLの値動きでは不可能な数字ではありません。

ただし、「いつ戻るのか」はまったく別の問題です。

この段階で、僕はそれまでの

160ドル以下では定期的に数千円ずつ買う

というルールを、そのまま機械的に続けるべきではないと感じました。

理由は、相場の前提が変わってきたからです。

それまでの下落は、

  • 上昇後の利益確定
  • AI関連株の期待値調整
  • 高いバリュエーションの修正

という側面が中心でした。

しかし、92ドルまで下がる局面では、

  • 半導体指数の連続下落
  • 中国企業との競争懸念
  • AI設備投資を回収できるのかという不安
  • 金利や原油価格への警戒
  • 機関投資家のポジション解消
  • 損切りや投げ売り

など、複数の要因が重なっていました。

単に「安くなったから買う」のではなく、

そもそも買い増しを続ける前提が維持されているのか

を確認する必要がある局面です。

そこで、いったん追加投資のペースを落とし、下げ止まりを確認することにしました。

底値で買おうとするより、時間を置くことも投資判断

株価が92ドルまで下がると、

「ここで買えば大きく戻るのではないか」

という気持ちが出てきます。

実際、300ドルから見れば、92ドルは非常に安く見えます。

しかし、急落している最中は、価格が安いかどうかよりも、売りの勢いが止まったかどうかが重要です。

例えば、

  • 数日間同じ価格帯を維持する
  • 安値を更新しても終値では戻す
  • 半導体指数が反発する
  • NVIDIAやMicronなど主力銘柄が下げ止まる
  • 悪材料が出ても価格が下がらなくなる

といった動きがあれば、売りが一巡した可能性を考えやすくなります。

一方、毎日のように安値を更新している状態では、底値を当てるのは困難です。

今回感じたのは、

安い価格で買うことだけでなく、買わずに待つことも一つの投資判断

ということです。

価格が反発して少し高くなってから買ったとしても、下落が続く不安を減らせるなら、それには意味があります。

92ドルから113ドルへ急反発

ところが、92ドル付近まで下落した後、SOXLは113ドル付近まで急反発しました。

単純計算では、92ドルから約23%の上昇です。

SOXLらしい、非常に激しい値動きです。

この反発には、単なる売られすぎからの自律反発だけでなく、好材料もありました。

特に市場に安心感を与えたのが、大手テクノロジー企業の決算です。

AI関連の設備投資がクラウド事業などの収益につながっていることが示され、

AIへの巨額投資は、本当に利益を生むのか

という市場の不安がいったん後退しました。

直前まで半導体株は大きく売られていたため、好材料が出ると、

  • 押し目買い
  • 空売りの買い戻し
  • 損失回避のための買い戻し
  • AI関連株への資金回帰

が一気に重なりました。

その結果、半導体指数が大きく上昇し、日次3倍型のSOXLはさらに大きく反発しました。

好材料が出ても、まだ底打ちとは限らない

92ドルから113ドルまで上がると、

「やはり92ドルが底だったのではないか」

と思いたくなります。

しかし、今回の反発だけで下落トレンドが終わったとは言えません。

暴落後には、20%や30%の反発が起きることがあります。

それでも、その後に再び安値を試すケースは珍しくありません。

特にSOXLは値動きが大きいため、

  • 92ドルから113ドルへ上昇
  • その後100ドル前後へ下落
  • 再び120ドルへ上昇

といった荒い値動きも十分考えられます。

そのため、113ドルまで上昇したからといって、慌てて追いかけて買う必要はないと考えました。

僕が注目したいのは、

  • 100〜110ドル付近を維持できるか
  • 120〜125ドル付近を超えられるか
  • 下落しても92ドルを割らずに反発できるか
  • 半導体指数の上昇が数日続くか

という点です。

一日だけ大きく上がるよりも、安値を切り上げながら上昇する方が、相場の改善を判断しやすくなります。

今回の値動きで実感したSOXLの難しさ

前回の記事を書いた時点で、僕はSOXLの激しい値動きを十分理解しているつもりでした。

しかし、129ドルから92ドルまで下がり、その後113ドルまで戻る動きを実際に経験すると、改めてこの商品の難しさを感じます。

SOXLでは、

  • 20%の下落
  • 20%の反発
  • 再び10%以上の下落

といった動きが短期間に起こります。

そのため、通常のETFと同じ感覚で保有すると、精神的な負担がかなり大きくなります。

また、3倍レバレッジETFには日々の値動きを3倍にする仕組みがあるため、長期間上下を繰り返すと、元の指数とは異なる値動きになります。

指数が最終的に元の水準まで戻っても、SOXLが同じように元へ戻るとは限りません。

だからこそ、

下がったら買い続ければ、いつか必ず戻る

という単純な考え方は危険です。

買い増しをするなら、商品そのものの仕組みと、市場環境の両方を見なければいけません。

少額で買っていたから、考える余裕を残せた

今回の投資で良かったと思うのは、買い増し額を数千円単位にしていたことです。

もし150ドルや130ドル付近で一気に大きな資金を投入していたら、92ドルまで下落した時点でかなり精神的に追い込まれていたと思います。

一方、少額ずつであれば、

  • 下落しても生活には影響しない
  • さらに下がったときの資金を残せる
  • 感情的に損切りしにくい
  • 相場を見る余裕を持てる
  • 買い増しを止める判断もしやすい

というメリットがあります。

少額投資では、一度の利益も小さくなります。

しかし、今回のような激しい相場では、利益を最大化すること以上に、

相場から退場しないこと

が大切だと感じました。

「平均取得単価を下げる」ことが目的になっていないか

買い増しをすると、平均取得単価が下がります。

167ドルから162ドルになれば、数字としては改善しています。

そのため、

「もっと買えば、平均単価をさらに下げられる」

と考えたくなります。

しかし、平均取得単価が下がっても、投資元本が大きくなれば、損失額そのものは増える可能性があります。

例えば、少額しか保有していなければ、含み損率が大きくても損失額は限定的です。

一方、買い増しを続けて元本が膨らめば、平均単価が下がっても、相場がさらに下落したときの金額的なダメージは大きくなります。

今回の経験から、

平均取得単価を下げることと、リスクを下げることは同じではない

と改めて感じました。

平均単価だけではなく、

  • 投資元本はいくらになっているか
  • 追加できる資金はいくら残っているか
  • 最悪どこまで下落しても耐えられるか
  • 投資判断の前提は変わっていないか

を確認する必要があります。

今後の投資方針

今後も半導体市場の成長性には注目しています。

AI、データセンター、高性能メモリ、自動運転、ロボットなど、半導体が必要とされる分野は今後も多いと考えています。

ただし、業界が成長することと、SOXLをどの価格で買っても利益が出ることは別です。

今後は、価格が下がったという理由だけで機械的に追加するのではなく、

  • 半導体企業の業績見通し
  • AI設備投資の継続性
  • 中国企業との競争状況
  • 金利や景気の方向性
  • 半導体指数のトレンド
  • SOXLの値動きと出来高

を確認しながら判断するつもりです。

追加投資をする場合も、これまでと同じく数千円単位を基本にします。

また、一日で大きく反発しても、焦って追いかけることは避けたいと思います。

まとめ:92ドルまで下がって初めてわかったこと

前回の記事以降、SOXLは次のように動きました。

  • 147ドル付近で買い増し
  • 平均取得単価が162ドルへ
  • 154ドル付近から136ドルへ反落
  • 中国半導体への競争懸念などで118ドルへ下落
  • さらに92ドル付近まで急落
  • 大手テック企業の好決算をきっかけに113ドルへ反発

この一連の値動きから学んだのは、次のことです。

売られすぎでも、さらに下がる
好材料で反発しても、底打ちとは限らない
平均取得単価を下げることと、リスクを下げることは別
急落時には、買うより待つ方が難しい
少額投資は、利益だけでなく考える余裕も残してくれる

投資では、底値で買うことが理想のように語られます。

しかし、実際に下落相場の中にいると、どこが底なのかはわかりません。

だからこそ僕は、

底を当てることよりも、想定外の値動きが起きても続けられる方法を選ぶ

ことが大切だと感じています。

92ドルから113ドルまで戻ったことで、ひとまず大きな反発は起きました。

ただし、まだ相場が完全に落ち着いたとは考えていません。

これからも焦らず、価格だけではなく、半導体市場の前提が維持されているかを確認しながら経過を記録していきたいと思います。

※本記事は筆者個人の投資経験と考えをまとめたものであり、特定の金融商品の購入や売却を推奨するものではありません。SOXLは日々の値動きを約3倍に増幅することを目指すレバレッジETFであり、大きな損失が発生する可能性があります。投資判断は、ご自身の資産状況やリスク許容度を踏まえて行ってください。


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