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【実体験】仮想通貨取引所Tapbitから報酬率50%の提携依頼|僕が紹介を見送った5つの理由

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Yokota Ryo運営者

1985年大阪生まれ。
RYO英会話ジムを主軸に英語コーチング事業を運営。あわせて、デジタルノマド向けメディアデジタルノマドハブの運営も行っています。2020年から海外を拠点にノマド生活を実践し、現在は英語コーチングに加え、ノマドライフコーチングにも取り組んでいます。

事業でキャッシュフローを生み、その資金を投資に回し、資産を積み上げていくスタイルを実践中。本ブログでは、仮想通貨(ビットコイン・イーサリアム)を中心に、自身のリアルな投資経験をもとに資産形成について発信しています。

目標は、総資産5億円の到達。その過程も包み隠さず共有していきます。

こんにちは、投資メディアを運営している横田涼です。

先日、海外の暗号資産取引所「Tapbit」から、アフィリエイト提携のメールが届きました。

内容は、簡単にまとめると次のようなものでした。

  • ノルマなしで報酬率50%からスタート
  • 自分の紹介リンクから自分用の口座も開設可能
  • 自分の取引手数料も50%還元
  • リベートは毎日精算
  • 5,000万USDT規模の補償基金
  • 取引量に応じて報酬率を引き上げ

正直、条件だけを見るとかなり魅力的です。

特に、仮想通貨の取引を自分でも行っている人であれば、取引手数料の半分が戻ってくるという話には心が動くかもしれません。

しかし、結論からお伝えすると、今回は提携を見送りました。

Tapbitを「詐欺」と判断したわけではありません。

実在する取引所であり、公式サイトやサービスも確認できます。ただし、投資メディアとして読者に紹介するには、いくつか気になる点が残りました。

今回は、僕が実際にどこを確認し、なぜ高還元の提案を断ったのかを紹介します。

※この記事は2026年8月時点で確認できた情報をもとにしています。

Tapbitとはどんな取引所なのか

Tapbitは、暗号資産の現物取引や先物取引などを提供している海外取引所です。

公式サイトでは、運営主体を「Tapbit LLC」とし、米国のMSB登録やNFA番号などを保有していると説明しています。公式のアフィリエイトページでも、高い報酬率や5,000万ドル規模の保険基金、世界190の国・地域へのサービス提供などをアピールしています。

そのため、今回のメールを見ただけで、すぐに「架空の会社」「完全な詐欺」と決めつけるのは適切ではないでしょう。

僕が気になったのは、会社が存在するかどうかではなく、日本の読者へ安心して紹介できるかどうかです。

僕が提携を見送った5つの理由

1.日本の金融庁への登録を確認できなかった

まず確認したのが、日本国内の暗号資産交換業者として登録されているかどうかです。

金融庁が2026年6月30日時点で公表している暗号資産交換業者の登録一覧には、26社が掲載されています。僕が一覧を確認した限り、Tapbitの名前は見当たりませんでした。

金融庁も、暗号資産交換業者を利用する際には、登録を受けた事業者かどうかを公式サイトで確認するよう呼びかけています。

もちろん、日本で未登録だから、ただちに詐欺という意味ではありません。

海外で運営されている暗号資産取引所は数多くあります。

ただし、日本の登録業者と比べると、トラブルが起きた際に日本の法律や制度による保護を受けにくい可能性があります。

自分が個人的に利用するだけなら、リスクを理解したうえで判断することもできます。

しかし、アフィリエイト報酬を受け取りながら読者へ紹介するとなると、話は別です。

自分だけでなく、紹介した相手の資産にも関係してくるからです。

2.海外の「登録」を安全保証とは考えなかった

Tapbitは、米国のMSB登録などを安全性の根拠として紹介しています。

しかし、米国FinCENは、MSB登録リストへの掲載について、政府による推薦、正当性の認証、安全性の保証ではないと明記しています。

また、掲載されている情報は事業者自身が提出したもので、FinCENが内容を検証したものではないとも説明されています。

つまり、

「米国でMSB登録されている」
=「米国政府が安全な取引所として認定している」

ではありません。

登録があること自体は、何もないより一つの確認材料になります。

ただし、それだけを理由に読者へ「安全な取引所です」と紹介するのは難しいと感じました。

3.自己紹介による手数料還元に疑問が残った

今回のメールで、特に気になったのが次の説明です。

ご自身のアカウントを自分の紹介下に開設することも可能です

つまり、自分のアフィリエイトリンクから自分用の取引口座を作り、自分が支払った取引手数料の50%を受け取れるという内容です。

しかし、Tapbitが公開している不正取引に関するルールには、代理店アカウントから関連アカウントへコミッションを還元する行為を、不正な取引操作として扱う旨の記載があります。

営業担当者が提案した仕組みと、公式ルールに書かれている行為が完全に同じものなのかは分かりません。

特別な許可を受ければ利用できる制度なのかもしれません。

ただ、少なくともメールの説明だけでは、

  • どのような条件なら認められるのか
  • 関連アカウントと判定されないのか
  • 後から報酬を取り消されないのか
  • アカウント制限の対象にならないのか

という部分が確認できませんでした。

高還元であることより、ルールが明確であることの方が重要です。

ここが曖昧な状態では、自分で利用することも、読者に紹介することも難しいと判断しました。

4.5,000万USDTの補償基金は、主に取引所側の説明だった

メールには「5,000万USDT規模の補償基金」があると書かれていました。

Tapbitの公式アフィリエイトページにも、5,000万ドルの保険基金と24時間以内の補償について記載があります。また、公式サポートページでは、基金はTapbit自身の資産であり、プラットフォーム側の問題で損失が発生した場合に補償すると説明しています。

ただし、僕が知りたいのは金額だけではありません。

重要なのは、

  • 基金がどこで管理されているのか
  • 第三者による監査を受けているのか
  • どのような場合に補償されるのか
  • 出金トラブルも対象になるのか
  • 補償対象外となる条件は何か

という部分です。

「補償基金があります」と書かれていても、あらゆる損失が必ず補償されるとは限りません。

特に暗号資産取引所では、補償制度の名前や金額だけでなく、実際の適用条件まで確認する必要があります。

5.担当者名とメールアドレスの名前が一致していなかった

メールの表示名と署名には、日本人名が使われていました。

一方、送信元のメールアドレスに含まれる名前は、署名とは異なるものでした。

メールアドレス自体は「@tapbit.com」であり、リンク先も公式ドメインでした。Tapbitも、公式ドメインの一つとして「tapbit.com」を案内しています。

そのため、これだけで偽メールとは判断できません。

海外企業では、日本市場向けの営業名や別名を使用するケースもあります。

ただし、金融商品に関係する提携である以上、

  • 担当者とメールアドレスの名義が異なる理由
  • 正社員なのか外部代理店なのか
  • 契約相手となる法人名
  • 報酬を支払う法人
  • 日本市場で営業する権限

などは、契約前に確認する必要があります。

今回は、そこまで確認して提携を進めるメリットを感じませんでした。

「高い報酬」よりも「読者からの信頼」を優先した

アフィリエイト報酬50%という条件は、数字だけを見れば魅力的です。

自分の取引手数料も還元されるなら、さらにお得に感じます。

しかし、投資メディアを運営するうえで、僕が最も大切にしているのは、目先の報酬ではなく読者からの信頼です。

仮に僕の紹介をきっかけに誰かが口座を開設し、

  • 出金できなくなった
  • アカウントが凍結された
  • 日本向けサービスが突然終了した
  • サポートと連絡が取れなくなった

という問題が起きれば、「海外取引所なので自己責任です」だけでは済まないと思っています。

法的に責任があるかどうかとは別に、紹介した側としての責任は残ります。

投資系のアフィリエイトは、商品を紹介するだけではありません。

読者のお金や生活に、直接影響する可能性があります。

だからこそ、報酬率が高い案件ほど、通常より慎重に調べる必要があると感じました。

海外取引所から提携メールが来たときの確認ポイント

今回の経験から、海外の暗号資産取引所から提携を持ちかけられた場合は、少なくとも次の点を確認した方がよいと思います。

  1. 日本の金融庁に登録されているか
  2. 運営法人・所在地・責任者が明確か
  3. 海外ライセンスの意味を正しく理解しているか
  4. 報酬条件が公式規約と一致しているか
  5. 自己紹介や複数口座が本当に認められているか
  6. 補償基金の管理方法と適用条件が公開されているか
  7. 担当者が正式な社員または代理店か確認できるか
  8. 読者にトラブルが起きても紹介を後悔しないか

特に最後の項目は重要です。

自分が報酬を受け取れなくても、そのサービスを読者に紹介したいと思えるか。

僕はアフィリエイト案件を判断するとき、この視点を大切にしています。

まとめ:Tapbitは詐欺と断定できないが、今回は紹介しない

Tapbitは実在する海外の暗号資産取引所です。

そのため、今回のメールだけを見て「詐欺取引所」と断定するつもりはありません。

一方で、調べてみると、

  • 日本の登録業者として確認できない
  • MSB登録は安全性を保証するものではない
  • 自己紹介による還元と公式ルールの関係が不明確
  • 補償基金の具体的な適用条件が見えにくい
  • 担当者情報にも確認したい点がある

という状況でした。

以上を踏まえ、僕は今回の提携を丁寧にお断りしました。

投資では、利益を得ることと同じくらい、避けられるリスクを避けることが大切です。

そして投資情報を発信する立場では、自分の資産だけでなく、読者との信頼も守らなければなりません。

高還元だから紹介するのではなく、心から安心して紹介できるから提携する。

今回の経験を通して、改めてその大切さを感じました。

※本記事は特定の取引所を誹謗中傷したり、詐欺と断定したりするものではありません。また、法律・金融・投資に関する専門的な助言ではありません。サービスの利用や提携については、最新の規約・登録状況をご自身で確認したうえで判断してください。


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