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ビットコインは当分最高値更新しない?チャート分析から見えてきた意外な結論

昨日、ビットコインの週足チャートを眺めながら考えていました。
「これ、本当にすぐ最高値更新するのかな?」
SNSを見れば、
- 年内3000万円
- スーパーサイクル到来
- 機関投資家マネー流入
と強気な声も多く見かけます。
しかし、チャートやマクロ環境を冷静に見ていくと、少し違った景色が見えてきます。
今回はビットコインのテクニカル分析をきっかけに、
なぜ今は調整局面が長引く可能性があるのか?
について考えてみたいと思います。
現在のチャートは下降トレンド中
まず週足チャートを見ると、
- 高値切り下げ
- 安値切り下げ
- 出来高減少
という状態になっています。
これはテクニカル的には典型的な下降トレンドです。
もちろん長期では上昇トレンドを維持しています。
しかし中期的に見ると、
「まだ次の上昇が始まった」とは言いづらい状況です。
特に重要なのは950万円付近。
ここは前回大きく反発したポイントであり、多くの買いが入った価格帯です。
逆に言えば、
ここを割るようならさらに下方向への調整も考えなければなりません。
問題はチャートではなく流動性
実は私自身、
チャート以上に気にしているものがあります。
それが
市場の流動性です。
ビットコインは「デジタルゴールド」と呼ばれますが、実際にはかなり流動性に左右される資産です。
過去の大相場を振り返ると、
価格上昇の背景には必ずと言っていいほど大量の資金供給がありました。
2020年はなぜ爆上がりしたのか?
2020年。
コロナショックで世界経済が混乱しました。
そこで各国中央銀行は大規模な金融緩和を実施。
アメリカも大量のQE(量的緩和)を行いました。
結果として市場には大量のお金が流れ込み、
- 株
- 不動産
- 仮想通貨
が一斉に上昇しました。
ビットコインも100万円前後から700万円以上へ。
この上昇の主役は、
実はビットコインそのものではなく、
「お金の供給量」
だったとも言えます。
今回はETF相場だった
一方で今回の上昇は少し違います。
2024年以降の上昇を支えたのは、
ビットコインETFでした。
機関投資家の資金流入によって価格は大きく上昇しました。
しかし、
ETFによる買いと、
QEによる流動性供給は別物です。
ETFはビットコインにお金を流しますが、
市場全体のお金を増やすわけではありません。
つまり、
上昇の持続力が過去より弱くなりやすいのです。
なぜ最高値更新が難しいのか?
今の市場を見ると、
以下の2つがまだ見えていません。
- 米国の大幅利下げ
- QEや実質QEによる資金供給
これがない状態で、
1800万円台の最高値を突破するにはかなり強い買い材料が必要になります。
もちろん不可能ではありません。
しかし可能性としては高くないように感じています。
実は調整局面は珍しくない
ここで面白いのが、
「長すぎる」
と感じている人が多いことです。
しかし過去を振り返ると、
調整期間は意外と長い。
2017年サイクル
2017年末に天井
↓
2018年暴落
↓
2019年反発
↓
2020年本格上昇
約2年半
2021年サイクル
2021年末に天井
↓
2022年暴落
↓
2023年底固め
↓
2024年ETF相場
↓
2025年高値更新
約3年半
実は今回だけが特別長いわけではありません。
むしろ前回の急上昇が異常だったとも言えます。
AI株に資金が流れている
さらに現在は、
市場のお金が別の場所へ向かっています。
それがAIです。
- 半導体
- データセンター
- 電力関連
- AIインフラ
この分野に世界中の資金が集まっています。
最近の半導体ETFやAI関連株の強さを見ると、
ビットコインよりもAIテーマの方が市場の注目を集めているのは明らかです。
私が考える3つのシナリオ
シナリオ1
利下げなし
↓
ビットコイン横ばい
↓
AI株優位
シナリオ2
利下げ開始
↓
ビットコイン上昇
↓
AI株も上昇
シナリオ3
実質QE開始
↓
ビットコイン急騰
↓
アルトコイン祭り
↓
次のバブル相場
今は仕込み期間かもしれない
もし2026年いっぱい調整が続いたとしても、
それは必ずしも悪いことではありません。
長期投資家にとって重要なのは、
次の相場が来るまでにどれだけ資産を積み上げられるかです。
私自身は、
- ビットコインをコア資産として保有
- 半導体ETFへの投資
- 事業のキャッシュフロー拡大
この3つを意識しています。
まとめ
ビットコインがすぐに最高値更新する可能性は低いかもしれません。
その理由はシンプルです。
流動性が足りないから。
しかし、
それはビットコインが終わったという意味ではありません。
むしろ、
次の流動性相場が来るまでの準備期間と考えることもできます。
価格だけを見るのではなく、
FRBの政策や市場全体のお金の流れを見る。
その視点を持つことで、
目先の値動きに振り回されなくなるかもしれません。




