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ETHのステーキング報酬は「買い」で記録していい?実際に投資管理シートを修正してみた

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Yokota Ryo運営者

1985年大阪生まれ。
RYO英会話ジムを軸に、英語コーチング事業を運営しています。あわせて、デジタルノマドや海外を拠点に働く人に向けたメディアThe Remote Digital Hubも運営。2020年から自身も海外を拠点としたノマドライフを実践し、現在は英語コーチングに加えて、ノマドライフコーチングにも取り組んでいます。

事業でキャッシュフローを生み、そこで得た資金を投資に回しながら、中長期で資産を積み上げていくスタイルを実践しています。本ブログでは、仮想通貨(ビットコイン・イーサリアム)や株式投資を中心に、実際の投資経験や試行錯誤をもとに、資産形成についてリアルに発信しています。

目標は、総資産5億円の達成。成功だけでなく、その過程での判断や失敗、学びも含めて、資産形成のリアルを包み隠さず共有していきます。

ステーキング報酬は「買い」として記録していい?投資管理シートを実際に修正してみた

仮想通貨を長期保有していると、ステーキング報酬を受け取ることがあります。

僕も今回、ETH(イーサリアム)のステーキング報酬として、

0.00084944 ETH

を受け取りました。

受取時の表示額は357円です。

最初は単純に、

「これ、Buyとして入力しておけばいいのかな?」

と思いました。

ただ、実際に自分の投資管理シートへ入れようとすると、少し違和感がありました。

なぜなら、ステーキング報酬は自分のお金で買ったETHではないからです。

そこで今回は、実際にGoogleスプレッドシートの管理方法を見直しながら、ステーキング報酬をどう扱うのが自然なのか整理してみました。

まず受取時のETH価格を逆算してみた

今回受け取ったのは、

0.00084944 ETH = 357円

でした。

ここから受取時のETH価格を逆算できます。

計算式はシンプルです。

357円 ÷ 0.00084944 ETH

すると、

約420,277円 / ETH

となります。

つまり、今回のステーキング報酬は、1ETHあたり約42万円の価格で評価されていたことになります。

僕の管理シートでは、

  • 数量
  • 価格
  • 投資額

を入力しているので、ひとまず「価格」にはこの420,277円を入れることにしました。

最初はBuyとして入力していた

僕のスプレッドシートでは、取引タイプとしてもともと、

Buy / Sell

の2つしかありませんでした。

総資産へ反映させるため、最初はステーキング報酬も一旦「Buy」として入力しました。

ただ、ここで問題があります。

Buy扱いにすると、

自分で357円分を追加投資したように見えてしまう

からです。

実際には、今回の357円分は追加投資ではありません。

保有しているETHから発生した報酬です。

このままBuyとして管理すると、将来的に、

  • 累計投資額
  • 平均取得単価
  • 利益率

などの数字が少しずつズレていく可能性があります。

そこで、取引タイプに新しくStakingを追加することにしました。

Buy・Sell・Stakingの3つに分ける

最終的に、管理方法をこうしました。

タイプ 数量 価格 投資額
Buy 購入数量 購入価格 実際の購入額
Sell 売却数量 売却価格 売却分を反映
Staking 報酬数量 受取時価格 0円

今回のETHであれば、

  • 日付:2026/9/28
  • コイン:ETH
  • タイプ:Staking
  • 数量:0.00084944
  • 価格:420,277円
  • 投資額:0円

という形です。

ここが重要で、保有枚数には加算するけれど、投資額には加算しないという扱いにします。

投資額の関数もStaking対応に変更

僕のスプレッドシートでは、投資額を以下のような関数で計算していました。

=IF(C37="Buy",
D37E37,
IF(C37="Sell",
-D37XLOOKUP(B37,Portfolio!A:A,Portfolio!C:C),
""))

これだとBuyとSellしかありません。

そこでStakingを追加して、

=IF(C37="Buy",
D37E37,
IF(C37="Sell",
-D37XLOOKUP(B37,Portfolio!A:A,Portfolio!C:C),
IF(C37="Staking",
0,
"")))

としました。

これで、

Buy → 投資額を計上
Sell → 売却分を反映
Staking → 投資額0円

となります。

総資産シート側も修正が必要だった

もう一つ修正したのが、保有枚数です。

もともとは、

=SUMIFS(Transactions!D:D,Transactions!B:B,A3,Transactions!C:C,"Buy")
-
SUMIFS(Transactions!D:D,Transactions!B:B,A3,Transactions!C:C,"Sell")

という式でした。

つまり、

Buy – Sell

だけで保有枚数を出していました。

当然ですが、このままだとStaking分は反映されません。

そこで、

=SUMIFS(Transactions!D:D,Transactions!B:B,A3,Transactions!C:C,"Buy")
+
SUMIFS(Transactions!D:D,Transactions!B:B,A3,Transactions!C:C,"Staking")
-
SUMIFS(Transactions!D:D,Transactions!B:B,A3,Transactions!C:C,"Sell")

に変更しました。

これで、

Buy + Staking – Sell

という形になります。

結果、今回の0.00084944 ETHもしっかり総保有量へ反映されました。

Stakingを追加すると、どの数字が変わる?

今回の変更で面白かったのが、全部の数字が変わるわけではないという点です。

僕のシートでは、ETHについて、

  • 保有枚数
  • 平均取得単価
  • 現在価格
  • 投資額
  • 現在価値
  • 含み損益
  • 損益率

を表示しています。

ステーキングを追加すると、主に変わるのは、

保有枚数
現在価値
含み損益
損益率

です。

一方で、

投資額は変わりません。

自分のお金を追加で入れたわけではないからです。

平均取得単価はどうなる?

ここは少し考え方が分かれます。

僕のシートでは、平均取得単価は今まで通り、

実際にBuyしたETHの平均価格

として残しました。

この場合、ステーキング報酬を受け取っても、購入平均単価は基本的に変わりません。

ただし、別の考え方として、

実質取得単価

という見方もできます。

今回の例では、

  • 投資額:754,098円
  • 保有ETH:2.97094944 ETH

なので、

754,098円 ÷ 2.97094944 ETH

で計算すると、

約253,824円 / ETH

になります。

もともとの購入平均単価は約253,896円でした。

つまり、ステーキング報酬が入ったことで、実質取得単価は少し下がっています。

なぜ実質取得単価は下がるのか?

理由は単純です。

お金を追加で払わずにETHの枚数だけ増えたからです。

たとえば、

10個の商品を1万円で買ったとします。

1個あたり1,000円です。

その後、1個無料でもらえば、

11個持っているのに、使ったお金は1万円のままです。

すると、

10,000円 ÷ 11個 = 約909円

になります。

これと同じで、ステーキング報酬が増えるほど、実質的な取得単価は少しずつ下がっていきます。

「購入平均単価」と「実質取得単価」は分けた方がわかりやすい

今回整理してみて感じたのは、この2つは分けて管理した方がわかりやすいということです。

購入平均単価
→ 実際に自分が買ったETHの平均価格

実質取得単価
→ ステーキング報酬も含めた現在の保有ETH全体に対して、実際に投入したお金を割った数字

僕は今のところ、シート上の「平均取得単価」は購入平均単価のまま残しています。

その方が、

「自分はどのくらいの価格で買ってきたのか」

がわかりやすいからです。

もし今後ステーキング報酬が増えてきたら、別列で実質取得単価を追加してもいいかなと思っています。

ステーキング報酬は「無料で増えた資産」として分けると管理しやすい

今回、実際に管理シートを修正してみて感じたのは、

ステーキング報酬をBuyとして処理しない方が、長期的にはわかりやすい

ということです。

少額のうちはBuy扱いでも大きなズレにはなりません。

ただ、ETHを長期保有して、ステーキング報酬を何度も受け取るようになると、その差は少しずつ積み上がります。

なので、

Buy
Sell
Staking

を分けておく方が、あとから見返したときにも整理しやすいです。

特に、

  • 総投資額
  • 保有枚数
  • 平均取得単価
  • 実質取得単価
  • 含み損益

をきちんと把握したい人には、この管理方法はかなり相性がいいと思います。

僕自身、今回実際に修正してみて、ようやく「ステーキング報酬を投資管理上どう扱うか」がスッキリしました。

今後も報酬が増えていくようなら、ステーキング報酬だけの累計額も別で集計してみようと思います。


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