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SOXLが再下落。平均取得157ドルの僕が、インフレ再燃と利上げ観測の中で考えていること

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Yokota Ryo運営者

1985年大阪生まれ。
RYO英会話ジムを軸に、英語コーチング事業を運営しています。あわせて、デジタルノマドや海外を拠点に働く人に向けたメディアThe Remote Digital Hubも運営。2020年から自身も海外を拠点としたノマドライフを実践し、現在は英語コーチングに加えて、ノマドライフコーチングにも取り組んでいます。

事業でキャッシュフローを生み、そこで得た資金を投資に回しながら、中長期で資産を積み上げていくスタイルを実践しています。本ブログでは、仮想通貨(ビットコイン・イーサリアム)や株式投資を中心に、実際の投資経験や試行錯誤をもとに、資産形成についてリアルに発信しています。

目標は、総資産5億円の達成。成功だけでなく、その過程での判断や失敗、学びも含めて、資産形成のリアルを包み隠さず共有していきます。

こんにちは、リョウです。

前回の記事では、SOXLが92ドル付近まで急落したあと、Microsoft決算などをきっかけに113ドル付近まで反発した流れをまとめました。

その後もSOXLはかなり荒い値動きを続けています。

一時は「さすがに売られすぎではないか」と思う場面もありましたが、今度はインフレ再加速への警戒が強まり、再び半導体株全体が売られる展開になっています。

僕自身、ここまで数千円単位で買い増しを続けてきた結果、現在の平均取得単価は157ドル前後です。

今回は、前回の記事以降に起きたことを整理しながら、

  • なぜまたSOXLが下がっているのか
  • FRBが再び利上げする可能性はあるのか
  • 今後、いつ頃上昇相場に戻りそうなのか
  • 平均取得157ドルをどう見ているのか

について、実際に保有している立場からまとめます。

※この記事は個人の投資体験と考えをまとめたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。

92ドルから反発したあと、再び半導体株が売られる展開に

SOXLは一度92ドル付近まで下落したあと、113ドル付近まで大きく反発しました。

この反発では、大手テック企業の好決算によって、

AIへの巨額投資は本当に利益につながるのか

という市場の不安が一時的に後退しました。

直前まで半導体株が大きく売られていたこともあり、好材料が出ると一気に買い戻しが入りました。

SOXLは日次3倍型のETFなので、半導体指数が大きく反発すると、SOXLもそれ以上に強く戻ります。

このときは、

「ようやく底打ちに近づいたのではないか」

と思いたくなるような反発でした。

しかし、相場はそう簡単ではありませんでした。

その後、今度は米国のインフレ再加速懸念が強まり、再び半導体株全体が売られ始めます。

今回の下落理由は、インフレと金利

今回の下落で最も大きいのは、やはり米国のインフレです。

CPIが市場予想を上回り、

インフレがまだ十分に落ち着いていないのではないか

という警戒が強まりました。

インフレが高止まりすると、FRBは金利を下げにくくなります。

それどころか、市場では再び、

追加利上げの可能性もあるのではないか

という見方まで出てきています。

これは半導体株にはかなり厳しい材料です。

NVIDIAやAMD、MicronなどのAI・半導体関連株は、将来の高い成長を織り込んで株価が形成されています。

金利が上がると、その将来利益の現在価値が低下するため、高PERの成長株は売られやすくなります。

つまり、今回の下落は、

半導体需要が急に消えたからではなく、金利上昇で株価評価が厳しくなった

という側面が強いです。

「AI需要は強いのに株価が下がる」相場

今回の相場で少し難しいのは、半導体企業の業績そのものが悪いわけではないことです。

TSMCなどを見ると、AI向け先端半導体需要は依然として非常に強いです。

データセンター、AI、HBM、高性能GPUなど、中長期的な半導体需要はまだ崩れていません。

それでも株価は下がっています。

これは、

業績が悪いから売られる相場

というより、

業績は良いが、これまでの期待が高すぎたため評価が下がる相場

だと感じています。

投資をしていると、

「企業が成長しているなら株価も上がるはず」

と思いたくなります。

しかし実際には、

  • 企業業績
  • 金利
  • インフレ
  • 投資家心理
  • バリュエーション

がすべて絡んで株価が決まります。

今回のSOXLの下落は、その典型だと思います。

FRBが利上げする可能性はどのくらいあるのか

現在、市場ではFRBの追加利上げ観測が再び意識されています。

ただし、現時点では、

利上げが確実

という状況ではありません。

むしろ、

据え置きが本線だが、利上げの可能性を無視できなくなってきた

という状態です。

市場では、次回FOMCでの利上げ確率が一時かなり上昇しました。

今後、

  • CPI
  • PPI
  • 雇用統計
  • 賃金上昇率

などがさらに強ければ、利上げ観測は再び高まる可能性があります。

逆に、次の物価指標が落ち着けば、

やはり追加利上げまでは必要ない

という見方に戻る可能性もあります。

僕自身、今後のSOXLを見るうえでは、実際に利上げするかどうかより、

市場が利上げをどのくらい織り込んでいるか

をかなり重要視しています。

利上げ確率が上がるだけで、長期金利は上昇し、半導体株には売り圧力がかかります。

平均取得単価は157ドル前後まで下がった

ここまで僕は、

  • 165ドル付近
  • 153ドル付近
  • 129ドル付近
  • その後の下落局面

で少額ずつ買い増してきました。

一度に大きく入れたわけではなく、ほとんどが数千円単位です。

その結果、平均取得単価は現在157ドル前後まで下がりました。

数字だけを見ると、

「今の価格から157ドルまで戻るのは大変そう」

と感じるかもしれません。

実際、価格が100ドル前後なら、157ドルまで戻るには50%以上の上昇が必要です。

ただ、SOXLは3倍レバレッジETFです。

半導体指数が上昇トレンドに戻れば、SOXLは短期間で数十%上昇することもあります。

なので、

157ドルは不可能な水準ではない

と思っています。

一方で、

すぐに戻る水準でもない

とも考えています。

ここを冷静に見ておくことが大切だと思います。

今後はいつ頃、上昇相場に戻りそうか

現時点では、僕はすぐにV字回復するより、しばらく乱高下する可能性の方が高いと見ています。

今の市場には、

  • インフレ再加速懸念
  • FRBの利上げ観測
  • 高金利
  • AI関連株の高いバリュエーション
  • 中国半導体メーカーへの競争懸念

といった悪材料があります。

一方で、

  • AI需要
  • データセンター投資
  • 半導体企業の利益成長
  • 高性能メモリ需要

という強い材料もあります。

つまり、

ファンダメンタルズは強いが、金融環境が悪い

という状態です。

このバランスが崩れるとき、相場も大きく動くと思っています。

僕が見ているのは次の3つです。

上昇相場に戻るために見たい3つの条件

1.インフレの鈍化

まず一番重要なのは、次のCPIやPPIです。

ここでインフレが落ち着けば、

FRBは追加利上げしなくていい

という見方が強まりやすくなります。

これは半導体株には大きなプラスです。

2.米長期金利の低下

10年債利回りが下がり始めれば、成長株には追い風になります。

半導体株は金利にかなり敏感なので、金利低下は相場の転換点になりやすいです。

3.SOX指数の安値切り上げ

半導体指数が、

  • 安値更新を止める
  • 高値を少しずつ切り上げる
  • 反発後に再び安値を割らない

という動きになれば、ようやく上昇トレンドへの転換が見えてきます。

僕のイメージは「年末〜2027年初め」

今の状況から考えると、

  • 今〜11月:乱高下、底固め
  • 11〜12月:物価と金利次第で反発
  • 年末〜2027年初め:条件が揃えば本格的な上昇トレンド

という流れが、一番自然だと感じています。

もちろん、これはあくまで現時点の想定です。

インフレが予想以上に早く落ち着けば、もっと早く上昇相場に戻る可能性もあります。

逆に、インフレがさらに加速し、FRBが本当に追加利上げへ動けば、上昇相場入りは2027年にずれ込む可能性もあります。

157ドルまで戻る道筋は「段階」で見る

今後は、

「いつ157ドルに戻るか」

だけを見るのではなく、段階的に見ていこうと思っています。

例えば、

  • 120ドル台を安定して回復
  • 130〜140ドル台を維持
  • 150ドルを突破
  • 157ドルを回復

という流れです。

いきなり157ドルまで戻る必要はありません。

まずは、

安値を更新しなくなる

ことが重要です。

そのあと、

戻り高値を超える

ようになれば、相場の雰囲気はかなり変わります。

僕自身、以前は、

「平均取得単価までいつ戻るか」

をかなり気にしていました。

しかし最近は、

相場が上昇トレンドに変わっているか

を見る方が大切だと感じています。

今は買い増しより、余力を残す局面

これまでは数千円単位で定期的に買い増してきました。

この方法自体は、自分には合っていたと思います。

ただ、今は少し考え方を変えています。

インフレや金利という大きな不確定要素があるため、

安いから買う

だけではなく、

悪材料が薄れたときに買える余力を残す

ことを意識しています。

つまり、

  • 毎回下がるたびに買わない
  • 相場が改善したときに少し厚めに入れる
  • 平均取得単価を下げることを目的にしない

という考え方です。

これは今回の下落を経験してかなり強く感じたことです。

「買わない」という判断も投資

投資をしていると、価格が下がったときほど、

「何かしないといけない」

と思ってしまいます。

しかし、実際には何もしないことも立派な判断です。

特にSOXLのようなレバレッジETFは値動きが大きいため、焦って追加すると、さらに下がったときに精神的にも資金的にも苦しくなります。

今は、

相場が自分の想定に合わないなら、待つ

という選択肢も持っておきたいと思っています。

今回の相場で感じていること

今回の一連の下落を通して改めて感じたのは、

良い企業だから株価が上がるわけではない

ということです。

AI需要は強い。

半導体企業の利益も伸びている。

それでも金利が上がれば、株価は下がります。

逆に、業績がそれほど変わっていなくても、金利が下がるだけで大きく反発することもあります。

株価は企業の価値だけでなく、

お金の流れ

で動いているということを、今回かなり実感しています。

まとめ

前回の記事以降、SOXLは再び弱い動きになっています。

主な理由は、

  • インフレ再加速懸念
  • FRBの追加利上げ観測
  • 長期金利上昇
  • AI・半導体株の高いバリュエーション調整

です。

一方で、半導体需要そのものはまだ強く、AI関連の設備投資も続いています。

つまり、

半導体業界が終わった相場ではなく、金融環境が悪い相場

だと僕は見ています。

現在の平均取得単価は157ドル前後です。

157ドルまで戻るにはまだ距離がありますが、SOXLの値動きを考えると、上昇相場に戻れば十分射程圏内です。

ただし、今はまだ本格的な上昇トレンドとは言えません。

僕は今後、

  • インフレが落ち着くか
  • FRBの利上げ観測が後退するか
  • 長期金利が下がるか
  • 半導体指数が安値を切り上げるか

を見ながら、次の買い増しタイミングを考えていくつもりです。

底値を当てるより、

上昇相場に変わったことを確認してから乗る

くらいでも十分だと思っています。

今後も、実際の値動きと自分の投資判断を記録していきます。

※本記事は筆者個人の投資経験と考えをまとめたものであり、特定の金融商品の購入や売却を推奨するものではありません。SOXLは日々の値動きを約3倍に増幅することを目指すレバレッジETFであり、大きな損失が発生する可能性があります。投資判断は、ご自身の資産状況やリスク許容度を踏まえて行ってください。


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