Contents
戦争で石油株は上がる?ビットコインとの関係も含めて投資視点で整理してみた
最近、ニュースを見ているとよく出てくるのがこの話題。
「戦争 → 石油価格上昇 → エネルギー株上昇」
実際、今回の中東情勢でも原油価格は急騰しました。
しかしその後、ある発言で市場が一気に反転します。
今回は、
- 石油株は短期投資としてありなのか
- 戦争と原油価格の関係
- ビットコインとの関係
このあたりを、投資視点で整理してみたいと思います。
戦争が起きると石油価格は上がりやすい
これは歴史的にもよく知られている動きです。
理由はシンプル。
供給不安が生まれるから。
特に重要なのが中東です。
世界の石油の多くは
ホルムズ海峡という場所を通っています。
もしここが封鎖されると、
- 石油供給が止まる
- 原油価格が急騰する
というリスクがあります。
そのため、戦争が起きると市場では
「供給ショック」
が意識されて石油価格が上がりやすくなります。
実際に起きた急騰と急落
今回の相場でも、まさにこの動きが起きました。
戦争拡大のニュース
↓
原油価格が急騰
しかしその後、
「戦争が早く終わる可能性」
という政治的な発言が出ました。
するとどうなったか。
原油価格は一気に下落。
市場はとてもシンプルに動きます。
戦争拡大 → 原油上昇
停戦期待 → 原油下落
つまり石油価格には
「戦争プレミアム」
が乗っている状態なんですね。
石油株は短期投資としてあり?
結論から言うと
短期ならありです。
ただし前提があります。
それは
ニュース相場になること。
石油株は次のニュースで大きく動きます。
例えば、
| ニュース | 市場反応 |
|---|---|
| 戦争拡大 | 石油上昇 |
| ホルムズ海峡封鎖 | 石油急騰 |
| 外交交渉 | 石油下落 |
| 停戦 | 石油急落 |
つまり
ニュースを追いながらの短期トレード
になりやすい。
長期投資としては、
- 脱炭素
- 再生エネルギー
- EV
などの流れもあり、
爆発的成長産業ではない
と言われています。
では石油とビットコインは関係ある?
これもよく聞かれる質問です。
結論から言うと
直接の関係はあまり強くありません。
石油の価格を動かすのは
- 需要と供給
- OPEC
- 地政学リスク
一方、ビットコインを動かすのは
- 投資資金の流入
- 金融政策
- 流動性
です。
つまり
基本的に別の市場。
ただし戦争のときは同時に上がることがある
面白いのはここです。
戦争が起きると
- 石油が上がる
- ビットコインが上がる
ことがあります。
理由は
資産逃避
です。
昔は
金(ゴールド)
でしたが、
最近は
ビットコイン
に資金が流れることもあります。
ただし逆のケースもあります。
戦争
↓
株暴落
↓
BTCも一緒に下がる
ということも普通にあります。
つまり
まだ完全な安全資産ではない
というのが現状です。
実は石油とBTCがつながる部分もある
それは
マイニング。
ビットコインは
大量の電力
を使います。
そして電力は多くの場合、
- 天然ガス
- 石炭
- 石油
などのエネルギーから作られています。
つまり
石油 → 電力 → マイニングコスト → BTC
という関係はあります。
ただしこれは
BTC価格を直接動かすほど強い要因ではありません。
ビットコイン価格を本当に動かすもの
BTCで一番大きい要因は
金融政策です。
具体的には
- 利下げ
- QE(金融緩和)
- 市場の流動性
です。
投資家の間でもよく言われるのが
BTCは流動性資産
という考え方。
つまり
お金が市場に増えると
BTCは上がりやすい。
今の市場での資産の役割
投資家の中ではこんな見方があります。
| 資産 | 役割 |
|---|---|
| 石油 | インフレ資産 |
| 金 | 安全資産 |
| BTC | 流動性資産 |
それぞれ動く理由が違うんですね。
まとめ
今回の話をシンプルにまとめるとこうです。
① 戦争が起きると石油は上がりやすい
供給不安があるから。
② 石油株は短期投資ならあり
ただしニュース相場。
③ 石油とBTCの関係は弱い
基本は別の市場。
④ BTCを動かすのは金融政策
FRBの影響が一番大きい。
個人的には、最近の相場を見ていて思うのは
世界のニュースが資産価格に与える影響は本当に大きい
ということ。
戦争
金利
政治
これらを理解すると、
投資の見え方もかなり変わります。

