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仮想通貨投資家が知っておくべきマクロの流れ
最近、仮想通貨だけでなく
「金(ゴールド)」にも注目が集まっています。
実際、僕自身も1年前から金のETFへの投資を始めました。
去年は金価格の上昇もあり、
約+80万円ほどの含み益が出たタイミングで一度利確。
そして今年は、NISA口座を使って改めて金への投資を続けています。
現在のポートフォリオは、
株よりも金への投資をかなり多めにしています。
S&P500やオルカン(全世界株)は
個人的には値動きが少し鈍く感じたため、一度すべて売却しました。
さらに現在は、
中東情勢(イラク戦争の激化懸念など)による地政学リスクもあるため、
残っている株も売ろうか検討しているところです。
こうした判断をしている理由はシンプルで、
「今はマクロ的に金が強い局面」
だと感じているからです。
そして調べていくと、
かなり興味深い事実が見えてきました。
それは
世界の中央銀行が過去50年で最大レベルの金を買っている
ということです。
世界の金保有ランキング(中央銀行)
現在、世界で最も多く金を持っている国は以下の通りです。
| 順位 | 国 | 金保有量 |
|---|---|---|
| 1 | アメリカ | 8,133トン |
| 2 | ドイツ | 3,350トン |
| 3 | イタリア | 2,452トン |
| 4 | フランス | 2,437トン |
| 5 | ロシア | 2,333トン |
| 6 | 中国 | 2,304トン |
| 7 | スイス | 1,040トン |
| 8 | インド | 880トン |
| 9 | 日本 | 846トン |
| 10 | トルコ | 624トン |
こうして見ると、
アメリカの保有量は圧倒的です。
8,000トン以上というのは、
ドイツとイタリアを足してもまだ少ないレベルです。
ただし、ここで重要なのは
「今、誰が一番買っているのか」
という点です。
最近、金を大量に買っている国
ここ数年で金を最も買っている国は、
必ずしも金保有ランキング上位の国ではありません。
最近の主な購入国はこちらです。
・中国
・ポーランド
・インド
・トルコ
・ロシア
特に目立つのは
中国とポーランドです。
中国はドル依存を減らす戦略の一環として、
長期間にわたり金を買い続けています。
一方、ポーランドは
2025年だけでも約95トンの金を購入しました。
これは世界的に見てもかなり大きな買いです。
なぜ各国は金を買っているのか
理由はシンプルです。
通貨リスクへの備えです。
今の世界では、次の問題が同時に起きています。
・インフレ
・戦争リスク
・各国の財政赤字
・通貨の信頼低下
こうした状況の中で、中央銀行は
「ドルだけに依存するリスク」
を感じ始めています。
その結果、世界では
ドル → 金
という資産シフトが起きています。
仮想通貨投資家が理解しておくべき視点
ここはかなり重要です。
今の世界の資産は、大きく2つに分かれています。
①価値保存資産(ストアオブバリュー)
・金
・ビットコイン
②生産資産
・株式
つまり今の世界では
株 vs 金 vs ビットコイン
この3つが資産の中心になっています。
実際、機関投資家や富裕層の間でも
「金+ビットコイン」
の組み合わせが増えています。
理由はシンプルで、
どちらも通貨価値の低下に強い資産
だからです。
なぜ中央銀行はビットコインではなく金を買うのか
ここでよく出る疑問があります。
「価値保存ならビットコインでいいのでは?」
という疑問です。
しかし中央銀行にとっては、
まだ金の方が使いやすいのです。
理由は主に3つあります。
①歴史が長い(5,000年)
②価格の安定性がある
③国家の準備資産として認められている
ビットコインはまだ誕生して
15年ほどしか経っていません。
そのため中央銀行のレベルでは
まだ採用が進んでいないのが現状です。
ただし、民間の資産としては
ビットコインの採用は急速に進んでいます。
これからの10年の資産配分
これからの投資で重要なのは、
「1つの資産に集中しすぎないこと」
だと思っています。
今の世界は
・インフレ
・戦争
・通貨リスク
・金融不安
など、不確実性がかなり高い時代です。
そのため、資産は大きく
株
金
仮想通貨
この3つのバランスをどう取るかが
ますます重要になっていくでしょう。
まとめ
今、世界の中央銀行は
歴史的なペースで金を買っています。
これは単なる投資ではなく、
金融システムへの備え
でもあります。
そしてこの流れは、
仮想通貨市場とも無関係ではありません。
むしろ、
金とビットコインは同じ方向の資産
と考える投資家も増えています。
これからの時代は、
マクロの流れを理解して投資すること。
それが、資産を守るうえでも
大きな武器になると思っています。
