2026年2月。
ビットコインは最高値から約50%下落している。
数字だけ見ると、かなり痛い。
でも正直に言うと、
僕はそこまでパニックにはなっていない。
なぜか?
それは一冊の本を思い出したからだ。
Contents
■ 1900年の“予言本”を読んで思ったこと
『1900, or The Last President』という小説がある。
19世紀末に書かれた政治フィクションで、
予想外の大統領誕生と社会混乱を描いた物語だ。
読んだときに思った。
「これ、今の世界と似ていないか?」
政治の分断、経済の不安、
メディアの過熱、そして恐怖。
歴史は、形を変えて繰り返す。
■ 2025年のピークは正直、そこまで熱狂していなかった
2025年の年始、ビットコインは約1,500万円。
最高値は約1,890万円。
正直に言うと、
「うわ、バブルだ!」という感じではなかった。
2017年や2021年のような狂騒感はない。
アルト祭りも限定的。
だからこそ、思った。
「この上昇幅で−50%は結構大きくないか?」
■ でも冷静に見ると
過去を思い出す。
2018年は−84%。
2022年は−75%。
それに比べると、
今回の−50%は“浅い”。
しかも、下落は1ヶ月ほどで一気に進んだ。
投げ売り、清算、レバ勢退場。
痛みを先に出した可能性もある。
■ 本当に怖いのは暴落じゃない
僕が一番意識しているのは、
「さらに下がるかどうか」ではない。
「横ばいが1年続いても平気か?」
ということ。
ビットコインは
急落よりも
“退屈”のほうがキツい。
価格が動かない。
ニュースも静か。
周りも話題にしない。
この時間に耐えられるか。
■ 僕の立場
今は生活費1年分以上の余裕資金がある。
だから、短期で現金化する必要はない。
目標は0.5BTC。
だから今の相場は、
「焦る時間」ではなく
「耐える時間」だと思っている。
■ 未来はわからない
2026年後半に回復するかもしれない。
2027年に最高値を超えるかもしれない。
もう一段下がるかもしれない。
正直、誰にもわからない。
マイケル・セイラーは強気だ。
でも未来は保証されていない。
■ だから僕はこう考える
未来を当てにいくのではなく、
どの未来でも耐えられる設計を作る。
政治が混乱しても、
市場が揺れても、
歴史は崩壊ではなく
再構築を繰り返してきた。
冬は来る。
でも春も来る。
問題は、
そのとき自分が市場に残っているかどうかだ。
■ 今回の冬は短いか?
正直に言うと、
わからない。
でも今回は、
- 上昇もそこまで過熱していない
- 機関投資家が参加している
- 国家レベルで議論されている
だから、
過去ほど深い崩壊にはならない可能性もある。
それでも僕は、
上がる前提では動かない。
耐えられる前提で動く。
■ 最後に
『1900年、最後の大統領』を読んで思った。
人はいつの時代も、
「今回こそ終わりだ」と思う。
でも歴史は終わらない。
形を変えて続く。
ビットコインも同じかもしれない。
焦らず、
怯えず、
でも盲信せず。
静かな冬の中で、
僕はそう考えている。
