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AIバブル、関税戦争、移民問題…
「これって世界恐慌前と似てない?」と感じた人へ。2026年に備える考え方
最近の相場を見ていて、
こんな感覚を持ったことはありませんか?
「AI株の期待、ちょっと上がりすぎじゃない?」
「関税や移民問題、世界がピリピリしてない?」
「なんか…昔の世界恐慌前と空気が似てる気がする」
はっきりした根拠があるわけじゃない。
でも、違和感だけはある。
実はこの感覚、かなり健全です。
今回はその「モヤっとした不安」を、できるだけ整理してみます。
最近の相場、正直ちょっと似てない?
今の市場をざっくり見ると、こんな特徴があります。
- AI関連株だけが異常に強い
- 株価は高いのに、実体経済はそこまで良くない
- 関税戦争・移民問題・政治の分断が続いている
特に気になるのは、
「将来はすごいはず」という期待が、先に価格に織り込まれすぎている点です。
これは1920年代、
世界恐慌前にもよく見られた光景でした。
もちろん、
「今=世界恐慌前だ」と言いたいわけではありません。
ただ、
空気感が似ている部分は確実にある
これは否定しにくいと思います。
世界恐慌前と「似ている点・違う点」
似ているところ
- 期待先行の相場
- 新技術(当時は電気・自動車、今はAI)
- 保護主義(関税)の広がり
- 国同士の分断と不信感
どれも、今の状況と重なります。
決定的に違うところ
一方で、大きな違いもあります。
- 中央銀行が“学習している”
- 金融危機が起きれば、即介入する前提
- 失業保険や預金保護などのセーフティネットがある
つまり、
1929年のように、一気に全部が終わる構造ではない
その代わりに起きやすいのが、
「期待 → 調整 → 期待 → 調整」を何度も繰り返す不安定な相場
です。
こういう時、仮想通貨はどう動きやすい?
ここが一番気になる人も多いと思います。
短期:まず売られやすい
不安が高まると、投資家はまずこう動きます。
- リスク資産を減らす
- 現金に戻す
この時、
仮想通貨は真っ先に売られやすいです。
理由はシンプルで、
- 値動きが激しい
- レバレッジ勢が多い
- 「余裕がある人」から先に手放す
なので、
株が下がる → 仮想通貨はもっと下がる
これはよくあるパターンです。
中期:金融緩和が始まると話が変わる
ただし、ここで終わりません。
- 利下げ
- QE(お金を増やす政策)
こうした動きが出てくると、
仮想通貨は一気に反応しやすくなります。
理由は、
- 通貨価値が薄まる不安
- 現金を持つ意味が下がる
- 「逃げ場」としてのビットコイン
👉
下げも強いが、戻りも一番早い
これが仮想通貨の特徴です。
ビットコインとアルトは、別物として考える
ここは本当に大事です。
ビットコイン
- 「デジタル・ゴールド」的な立ち位置
- 生き残りやすい
- 不安定な時代ほど評価されやすい
下げるけど、戻りも早い
アルトコイン
- テーマ頼み
- 資金が抜けると戻らない
- 恐怖の局面ほど淘汰されやすい
「全部一緒に考えない」
これだけで、リスクはかなり下がります。
2026年に“大きく下がる”としたら、どんな時?
ここからはシナリオ思考です。
シナリオ①:利下げ期待が裏切られた時
- 市場は「もうすぐ利下げ」と信じている
- 実際は、インフレ再燃で利下げできない
この時、
期待だけで上がっていた分が、一気に剥がれる
仮想通貨は特に、この影響を受けやすいです。
シナリオ②:金融事故が表に出た時
- 銀行・ファンドの破綻
- 不動産・債務問題
- 仮想通貨業界のトラブル
最初は、
全部売られる(ビットコインも例外なし)
でもその後、
- 中央銀行の介入
- 金融緩和
👉
地獄のあとに、最大のチャンスが来る
この流れは、過去何度も繰り返されています。
シナリオ③:AIバブル崩壊に巻き込まれる時
AI企業の業績が期待に届かない。
ハイテク株が崩れる。
この時、仮想通貨は
「テック株の超ハイレバ版」
として、一緒に売られます。
理由は仮想通貨じゃなくても、
下げは一番大きくなる
これもよくある流れです。
じゃあ、今どう構える?
ここが一番大事です。
- 現金は余裕をもって残す
- 一気に突っ込まない
- レバレッジは使わない
- 下落=終わり、と思わない
特に重要なのは、
「下がった時に、動ける余裕があるか」
恐慌や暴落は、
準備していた人にだけチャンスとして現れます。
まとめ:不安な時代は「構えた人」だけが残る
- 楽観しすぎない
- 悲観しすぎない
- 時間と余力を味方につける
今は、
当てにいく時期ではなく、生き残る時期。
「なんか危ない気がする」
その感覚を無視せず、
静かに構えておく
それが、いちばん強い戦い方だと思います。
