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導入|なぜ、こんなにも相場が落ち着かないのか
最近のビットコイン相場を見ていて、
こんな感覚はありませんか?
- 「もう高値圏のはずなのに、盛り上がらない」
- 「天井って言われてるけど、全然“終わり感”がない」
- 「上がりそうで上がらないし、下がりそうで下がらない」
僕はこれを、
相場の“混乱期”だと感じています。
そしてこの混乱の正体は、
過去サイクルへの依存と、そこから生まれた疑いです。
結論を先に言います
いま市場は「2025年が天井だと信じたい人」と、
「でも何か違う」と感じ始めた人が同時に存在している状態。
だからこそ、
上にも下にも行ききれず、
相場が落ち着かない。
これは高値圏の混乱ではなく、
時間軸がズレたことによる“認知のズレ”だと思っています。
なぜ「2025年10月が天井」と言い切る人が多いのか
理由はシンプルです。
過去の4年サイクルが、そうだったから。
- 2017年 → 翌年暴落
- 2021年 → 翌年暴落
この成功体験が強すぎて、
「今回も同じに決まっている」
という前提で、
思考が止まってしまっている。
でも、ここが重要です。
サイクルは「原因」ではなく「結果」
過去の4年サイクルは、
- 半減期
- 金融緩和
- 個人投機ブーム
これらが同じタイミングで重なった結果です。
今はどうでしょう。
- 現物ETF
- 機関投資家
- 国家・企業マネー
- マクロ環境の変化
前提条件が、まったく違う。
👉
条件が違うのに、同じ時期に天井が来ると考える方が不自然です。
ETF時代は「天井が遅れる」
ここは、今回の相場を考える上でかなり重要です。
昔の相場は、
- 個人主導
- 一気に買って
- 一気に売る
だから、
天井も暴落も早かった。
でも今は、
- ETF・機関が主役
- 分割で買う
- 分割で売る
👉
相場が“粘る”ようになります。
その結果、
天井は鋭く来ず、時間をかけて形成される。
だから、2025年は「高値圏に見えてしまう」
多くの人が今、こう感じています。
- 「もう高値圏だよね?」
- 「ここから上はキツそう」
- 「いつ崩れてもおかしくない」
でも同時に、
- 天井特有の熱がない
- 皆が疑っている
- 強気と弱気が入り混じっている
👉
これは本当の天井前の空気ではありません。
本物の天井前は、
- 疑う人が消える
- 「今回は違う」が当たり前になる
- 売る理由を探さなくなる
今は、
真逆です。
僕が見ている時間軸
あくまで仮説ですが、
今の構造を見る限り、こう考えています。
- 2024〜2025年
→ サイクルのズレを市場が消化する期間 - 2026年前半〜中盤
→ 高値更新 or 高値圏 - 2026年後半
→ 完全な弱気相場入り - 2027年
→ 本格的な調整
重要なのは、
天井=即暴落ではない
ということ。
なぜ「完全な弱気」は2026年後半なのか
理由は3つあります。
① 天井には“余韻”がある
高値をつけても、
人はすぐに諦めません。
② ETF時代は、売りが遅い
静かに、時間をかけてポジションが軽くなる。
③ マクロの逆回転が起きやすい
利下げ効果が切れ、
「良い材料が効かなくなる」。
👉
相場は“悪材料”より、“良い材料が効かなくなった時”に崩れます。
もう一つのリスク|AI株の暴落
そして、もう一つ見逃せないのが、
AI株の調整が、2026年後半に重なる可能性です。
AI株と仮想通貨は、
- 同じリスク資産
- 同じ期待先行テーマ
- 同じ資金プール
👉
どちらかが崩れると、もう一方も巻き込まれやすい。
仮想通貨が売られるのは、
「価値がないから」ではなく、
換金しやすいからです。
だから、今は市場が混乱している
まとめると、
- 過去サイクルを信じたい人が多い
- でも現実が、少しずつズレている
- そのズレに、市場が気づき始めている
👉
今は「2025年高値圏だと決めつけたい心理」と
「でも違うかもしれない」という疑いが同居している状態。
これが、
いまの相場の落ち着かなさの正体だと思います。
最後に|過去を見るのは大事。でも…
過去を見るのは大事。
でも、過去だけを見るのは思考停止です。
相場は、
- サイクル
- マクロ
- 構造
- 心理
- 時間
これらが同時に動いてできています。
どれか一つだけを見て、
未来を断定するのは危険です。
まとめ(ひとことで)
いまは天井の相場ではない。
“天井だと思い込みたい人が多い相場”なだけ。
だからこそ、
冷静に、
時間軸で、
考える価値がある。
